みなさまごきげんよう
コーチングプラットフォーム認定コーチ 松本美和です
今日もブログを開いてくださってありがとうございます

今日は
《人はなぜ、認識するのに時間がかかるのか?》

というテーマで書いてみたいと思います



「ずっと言ってたのに、あなた聞いてなかったの?」

私がまだ看護学生として病院実習をやっていた時
指導者Aさんの一人が私に言った言葉がこれでした。

(へ?ずっと言われてた? 私 初めて聞いた‥‥汗)

相手は
ずっと自分に言い続けていたようだけれど
自分には全くそんな認識はなく
今初めて聞いたような感覚・・・

皆さんは、こんな経験ありませんか?

ではどうして
こんなことが起こるのでしょうか?

私の場合・・・

そもそも、覚えることが多すぎて
指導者(看護師)にとって日常茶飯事のことや常識が
私の中ではまさに外国語のようでした。

だから、例えばその言葉を言われたとしても
教えてもらっていた状況であったとしても
頭の中は混乱していてしまっているので
とても認識できていない。

何度も言われているのかもしれないけれど
全く頭の中に入ってきていない私は
(え? 初めて聞いたんですけど・・・)
ということになってしまっていたのだと思います

皆さんは
《レセプターを開く》
という言葉をお聞きになったことはありますか?

コトバンクによれば

レセプターとは
細胞表面や細胞内に存在し、細胞外からの物質や光を選択的に受容する分子をいう。受容体ともよぶ。


いわゆる
外からの情報を自分の中に取り込むためには
その状況になっていることが必要だということです

まだ看護学生だった私は
指導者の言葉をしっかりキャッチできる土台がなかったために
何度同じことを言われても
全く頭の中に入ってこない状況だったんですね

では かつての私のような相手に対して
レセプターを開かせるには何か方法はあるのでしょうか?

実は後になって考えたのですが
実は私には、とても記憶に鮮明に残る指導者Bさんがいました。
その人の指導は、Aさんとは大きく違っているところがありました。

具体的には
 ・学生に共感してくれている
 ・すべてを伝えようとはせず、相手に合わせた関わり方をしている
 ・必ず理解できたかどうか確認をする


少なくとも私は
未熟ではありながらも、Bさんの話にはしっかり耳を傾け
寮に戻ってからも一日の振り返りをしました
Bさんには、耳も心も開いて学んでいた気がします

まさに私のレセプターは全開でした。

Bさんは優秀な看護師であるとともに
私たち、看護学生のレセプターを開かせるプロでもあったんですね。

人はレセプターを開いていなければ
どんなにいいことを聞いたとしても耳には入ってこない

看護学校時代の私の経験は
コ―チになった今
さらにいろいろな気づくを与えてくれるものとなっています

今、これをご覧になっているあなたも
私と一緒にコーチングプラットフォームで学んでみませんか?

講師、アシスタント一同
あなたにお逢いできますことを楽しみにしております