コーチングプラットフォーム認定コーチの

堅田雅子(かただ まさこ)です。

皆さんは「フィードバック」と聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか?
ビジネスの場に身を置く方からすると聞きなれた言葉かもしれませんが、この言葉に良いイメージを持っている方ばかりでは決してないと思います。
私自身も「フィードバック」するのもされるのも大嫌いな人間でした。

少なくとも私が身を置いていたビジネスの場では、という前提ですが、「フィードバック」は業務中に実施したことについて「よくなかったこと」「改善が必要なこと」「繰り返してはいけないこと」を注意すること、いわゆる「ダメだし」的な要素が大きいものでした。

ポジティブフィードバックという言葉も存在しましたが、わざわざ「ポジティブ」という言葉を頭につけないと、「ポジティブ」にはならない、そんな意味を持つ言葉として認識していました。

私はもうこのフィードバックが嫌いで嫌いで・・・(遠い目)
「ちょっとあとでフィードバックするから時間もらえる?」なんて言われると、

「怒られる!!」

という緊張から心臓はバクバクし、内容を聞くまでソワソワ・・・ほかの仕事が手につかず・・・

「すみません、なにかあったんなら早く教えてください。気になりすぎて気になりすぎて・・・」と、上司にどうせ刺すなら早めにとどめ刺してほしいとお願いする始末。

で、実際受けるフィードバックはネガティブなものなので、さらに落ち込み、引きずる。。。

一時期は「フィードバックされたくないからもう自分のこと誰も見ないでほしい」と思うくらい、本当に嫌いでした。

そんな私なので、もちろん部下にフィードバックすることも好きではなく。「傷つけて嫌われたくない」「落ち込ませたくない」「でも上司なんだから言わなきゃ!」と色んな思いに苛まれながら、それでもなんとか気持ちを奮い起こして伝える。。

と、ここまで書いて思ったのは、こんなのまったく健康的ではないですね・・・・^^;

そんな私なので、コーチングの学びの場でも「フィードバック」というワードを見た瞬間、心からのため息がでました。

でも、ここでいう「フィードバック」はどうも自分が知っているものとは違うようで・・・

「起きている事実を、見えたまんまをフラットに伝える」
「主語を自分に、Iメッセージで(私は~と思う)」
「利他主義にのっとって伝える」

あれ?ダメ出しじゃないの・・・・?

何より私に響いたのは
「フィードバックは相手へのギフト」というパワーワード。

自分だけでは気づけないところを気づかせてくれる相手へのギフト、と捉えると、私には「フィードバック」というものの印象ががらりと変わって見えました。

実際に、信頼関係がある、一緒にコーチングを学ぶ仲間からの「利他主義」に基づいたフィードバックは、事実を伝えられているだけなのに本当に暖かいものでした。

最初はこっぱずかしくて、伝えてくれた内容に対して「いやいやいや・・・そんなことないっすよ」と反射的に謙遜しまくって受け取れない自分でしたが、
最終的には「そんな風に見えるの?ありがとう!っていうかもっとフィードバックしてほしい!」と自分からフィードバックを欲する状態に^^;

たくさんのフィードバックというギフトをもらった経験は、たくさんの愛をもらうのと同義だなと私は感じています。

そして、そう気が付いてからは相手にフィードバックすることに臆することはなくなりました。

ダメ出しではなく、相手がどう見えるのか、私がどう感じたのかを事実として伝えるだけ。相手がどう受け取るのか、または受け取らないのかはわかりませんが、相手の中に答えがあると信じてかかわるコーチングの在り方そのものを表しているように私は感じています。

実際にフィードバックは時には伝えた自分も想定していなかったくらい大きな変容をもたらすことがあります。ただ見えた事実、感じた事実を伝えるだけなのに。

また、フィードバック含めですが、コーチングのスキル・スタンスをもって人にかかわるようになると、相手との関係性が本当に変わるなぁと私は実感しています。

ただ、そうなるにはまずは自分自身が体感してみることがとても大切な一歩だと振り返って強く思うのです。

もし、まだコーチングに触れた経験がない方がこのブログを読んでくださったなら、ぜひ一度体感されることをお勧めします!