家族との時間を味わうことで

何かが変わった

コーチングプラットフォーム認定コーチ・松岡直美です。

2022年が始まりました。

昨年2021年は家族と向き合う時間でした。

コーチングプラットフォームで学ぶ自己基盤(ファウンデーション)の中でも講座の中ではなく、

合宿でじっくり扱う「家族と向き合う」

無意識レベルなんだろうけど、

子どものころの親との関わりはオトナになってからも、「ものの捉え方や考え方、クセ」にもなんらかの影響を及ぼしている。

私の場合、母との関係をずっとひきずってオトナになったことに気づいたのは、コーチングに出会ってから。

2年前箱根で開催された2泊3日の自己基盤合宿で深く向き合ってみたことがきっかけで

「このまま年老いた両親とちゃんと心通わせないままで親がいなくなったらきっと後悔する」と思うようになった。

私にとって、「ちゃんと心通わせる」は・・家族との時間を味わうこと

実は、両親のことは大切に思っているけど、会えば気持ちがしんどくなってしまうので、会って味わうことも避けて通ってきた自分がいた。

自分が変われば・・

2020年に骨折入院した母が、2021年1月末で退院。そこから弟妹と私で協力して親のめんどうをみることになった。

弟妹は実家の近くに住んでいるから、「遠い」を言い訳にして今までけっこう任せてしまっていた。

自宅から実家まで2時間弱かかる上に平日びっしり仕事があった私は、まず時間の余白を作ることから始める。

週1回は親の元へいける時間を確保すること。・・そういえば、私は何か用事のついでに実家に帰ることしかしていなかった。

ついでに・・ではなく、行くことが第一の目的。

そして何か両親のめんどうをみるのはもちろんのこと、それよりも母の話を聴くこと、ともに過ごす時間を味わうことをしようと思った。

そう思えたのは合宿とコーチングセッションで話したことで、自分自身が少しずつ変化してきたからだと思う。

大切なのはともに過ごす時間を味わうこと。目の前の人を心を向けること。

そして、幼いころから両親が自分とどんな風にかかわってくれたか記憶の糸をたぐりながら両親へ葉書を送ることにした。毎日1通、父と母を交代で・・。

毎日葉書を書く時間も両親のことを思いながら過ごす時間だった。

葉書は年末で100通を超えた。

なんと母から葉書も届くようになった。(母からの葉書の話はまた次の機会に・・)

家族の関係性が少しずつ変化する

2021年の1年間、ずっと味わうことをしつづけてきて、自分自身は大きく変化した。葉書を書くたびに、ネガティブなことより、感謝の気持ちが湧いてきた。

そうしているうちに、不思議なことに母、弟妹との関係性が変化する。

自己基盤(ファウンデーション)を整えるというのは地道なことだけど、思いもよらぬ変化を経験して、コーチングプラットフォームに出会えて本当によかったと思う今。

2022年は肩の力が抜けてやりたいことがたくさんできそうな予感です。

お読みいただきありがとうございました。