こんにちは。
コーチングプラットフォーム認定コーチ 西 佐智子です

皆さんは目の前にいる人とどんな手段でコミニュケーションを取りますか?
最も多いのは「言葉を交わす」でしょうか

では、言葉を話す時 聞く時に意識していることはありますか?

ねえ!聞いてるの!?

私は職業柄お子様と接する機会も多いので、なるべく目線の高さを合わせたり顔を向けるなど意識する様に心がけています。
が、家族に対してはつい甘えや緩みが出てしまうことがあります。

いつだったか
娘が私に向けて話をしていた時の事・・・
スマホを見ながら、でもチラチラと娘の方を見る様にはして聞いていたんですが少しすると
『ママ!聞いてないでしょ!』と娘からの一言
ハッ!としました。バレてる…(汗)

自分では聞いてる風にしていたつもりだったんですが、私の意識が半分娘に向いていなかったこと
しっかり感じとられていました (ゴメンナサイ汗)

聞く姿勢って相手にも伝わるんですね。

聴くって何?

ところで皆さんは『きく』を漢字で書いてみてと言われたらどう書きますか?
私なら最初に浮かぶのは「聞く」かな
次に音楽をやっているっぽく「聴く」でしょうか

実は「きく」を漢字で書くと
「聞く」「聴く」「訊く」「利く」「効く」こんなにあるんですって!
コーチングの傾聴は「聴く」ですね
ただ音を聴くというのとは少し違う様です。


例えば
娘が友達と遊びに行って帰って来た日など
いつもより声のトーンが高くなっていて
普段にも増して 後から後から言葉が出て来るんですね

その様子から私はどれだけ楽しかったか伝えたい
楽しい気持ちを共有したいと思っているんだろうな~と感じ
それに調子を合わせて聞くことにしました。
私も楽しそうに「うんうん、それで?」なんて聞いていると
とても満足そうにしていました。

もし私がそこで淡々と聞いていたら
きっと娘は途中で話すのをやめていたかも知れません
それくらい聴き方は話し手にも影響を与えるんですね。

また別の日
娘の話す言葉が短く少ない
これは体調が悪いのかも?と思いそっとしておくと
案の定、持病の頭痛でしんどかったということがあります。
娘のペースに合わせていると
そのうち自分のタイミングで話してくれるという事があります。

言葉だけではない、声のトーンやペース表情など五感を使って聴くと見えてくるものがあります

傾聴のスキルを学んでからは
話しを聞きながら、より目の前の人を知る事が出来るようになり
会話を更に楽しめるようになりました。