こんにちは。

コーチングプラットフォーム認定コーチ
西 佐智子です。

今回は家族との事について書きたいと思います。


家族がいること、家庭があること
それを私は当たり前に有るものだと思っていました。
勝手にそう感じていました。

2年前に母親が倒れるまでは…


コロナ禍の中の入院は
面会も叶わないことから
病状も知る事が出来ない

言葉を失っているらしい話しは
聞いていたので
手紙を書くことも無理かな…と
諦めていました。


一番心配だったのは
コロナ禍のために面会に行けない事を
理解できているんだろうか?
見捨てられたと思っていないだろうか?
数か月間、そんなことが気になっていて


それなら今、私が出来ることって何だろう?

まずは自分が元気でいること
いつも通り仕事をする
自分の家庭を守っていくこと
そんなことを考えながら過ごしていました。


実家は自営という事もありとにかく忙しい家庭で
それまでの私には
距離が遠い感じでしたし
近づこうともしなかった


ファウンデーションでの学びで
家族は身近なコミニュティで
今の自分を作っている一つの場であるという事


今回の親の件もあり
家族の事を考える
向き合うきっかけとなりました。


母親が退院したのをきっかけに
私の実家通いが始まりました。

言葉を失い
半身も動かなっての車いす生活
何をするのにも介助が必要になった母親

デイサービスが無く
自宅にいる日は
自分の仕事までの時間
私も介護の一端を担うことにしました。

母親自身が私の祖母を
介護していたのを見ていたので
精神的にキツイことだというのは理解できていましたから

今回自分がその立場になり
他の兄弟任せにしては
いけないんじゃないかという思い
私自身が後悔しない様にしたいそう思いました。



実際、介護に関わってみると
精神的にも身体の負担も大変なものだと
実感しました。


が、他の兄弟たちが献身的に
介助したり、声をかけている姿から
母親に対する思いを知ったり


あまり話すことの無かった兄弟とも
話しをする様になったり
お互いに気に掛けたりと
変化も起こりました。


今、私が思うのは
家族って『変化』するもの


自分が生まれ育った家族
老いていく行く親
自分が築いた家族
そこから我が子たちが巣立ち
更に変化していく未来の家族の姿


その都度
自分に出来る事
自分の大切にしたいこと
逃げずに考えてみたいと
思えるようになりました。



ファウンデーションを学び
家族と向き合う今の私の姿です。