「自分の強みについて考えてみよう!」と言われたら…
このようにいきなり言われたら、どうでしょう?
「えっ、強み?!…そんな急には、言葉に出せません!」
というような方が多いのではないでしょうか?
一方、キャリアなどに迷いがあって、
「自分の強みが分からない…」
という悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回のブログでは、「強み」にフォーカスを当てて、私の体験談も含めて言語化していきます。
強みを理解するために大切な「多様性」の視点
「強み」を考える前に、コーチングには“3原則”と言われるものがあります。
その3原則とは、
●双方向性
●多様性
●継続性
で、今回の「強み」の理解をする上で、特に大切になってくるのが、「多様性」です。
人にはそれぞれの強みがあり、それは他人と比べるものではなく、一人ひとりの個性として捉え、お互い(コーチとクライアント)が尊重し合おうという考えです。
自分の強みを知る第一歩:クリフトンストレングス®診断
コーチングプラットフォームの講座 ファウンデーションベースドコーチング の中の コーチング応用②(2025年2月時点のカリキュラム情報)では、
「多様性の理解」という大枠の中で、まずは 自分の強みを知る(自己理解) ということで、クリフトンストレングス®(旧ストレングスファインダー®)を扱う内容があります。(クリフトンストレングス®の詳細はこちら)
私も、講座を受ける前の2017年に初めてクリフトンストレングス®の診断を受け、その時のTOP5は、
最上志向・共感性・戦略性・ポジティブ・個別化 でした。
今回は、その中でも 「強みが弱みにもなる」 という、表裏一体の関係性を実感した体験談を言語化します。
共感力の強みが、思わぬ弱みに変わるとき
例えば、私の 共感性 ですが、うまく強みとして活用できると、
人の気持ちや感情をニュートラルにキャッチでき、それを相手に伝えることで、
「そうなの!どうして気持ちが分かったの?嬉しい!」
と言われることが多いです。
一方で、強みと弱みは表裏一体なので、実話になり恐縮ですが…
私には子どもが3人いるのですが、
子どもたちが妻に叱られているとき、何とも言えない空気感を 共感性 がフル稼働してしまい、
「叱られている子どもたちより、勝手に私が凹む…。」
場合によっては 子どもたちよりも私の方が元気をなくす …というようなことがよくあります。
こうしたことも、クリフトンストレングス®の診断を通じて、
・自分には共感性という資質がある
・強みと弱みは表裏一体である
・強みは使い方次第で弱みにもなる
ことを理解(気づき)ました。
もちろん、それでも気持ちは反応しますが、
「あぁ、また自分の気持ちが引っ張られかけている」
と気づけると、行動を変えたり、
行動は変わらなくても 「気づいた上で、ここにいる選択をする」 ことができるようになりました。
強みを活かせているときと、活かせていないときの違い
他の資質についても同様で、物事がうまくいっているときは、資質を上手に適切に使えていますが、
うまくいっていないときは、実は 自分の強みを違う形で使っている ことが多いのではないかと思います。
大事なのは、こうした 資質などの分かりやすいものを活用し、自己理解を深め、自分を上手に扱うこと です。
結果として 自己理解が進み、さらに他者理解、多様性の理解へとつながっていきます。
「こんな自分もいるんだ。」
と寛容になることで、
「自分もいろいろあるのだから、他の人もいろいろあるよね。」
と思いやすくなるのではないでしょうか。
自己理解を深めることで、より自分らしい生き方へ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回の 私の強みを通した多様性の理解の体験談 が、これからコーチングを学ぼうとしている方や、すでに学び始めている方の参考になれば嬉しいです。
自分らしい豊かな人生を過ごすためのファウンデーション(自己基盤)を学ぶ手段として、コーチングプラットフォームの ファウンデーションベースドコーチング の講座はとてもおすすめです。
講座では、講師が全体に向けてレクチャーを行い、全体での学びを深める時間と、小グループに分かれて双方向で活発な意見交換を行う時間があります。
さらに、各グループに1人以上のアシスタントが参加することで、
質の高い学び を提供しています。
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