こんにちは。コーチングプラットフォーム認定コーチの高橋一彰です。
今回は、自己基盤(ファウンデーション)を学び、
自分と向き合った体験を通じて変化したことについてお話させていただきます。

自己基盤(ファウンデーション)とは、植物でいう「根っこ」のようなものです。
根っこが深く、強固に張り巡らされていることで、大きな樹木を支えることが可能なのです。

これは人間にも同じことが言えます。コーチングスキルが身についたとしても、
「学んだコーチングスキルを活用し、どうしていきたいのか」といった中身の部分が整っていないと、
そのコーチングを上手に扱うことができません。
だからこそ、自己基盤を強くしていく取り組みが必要なのです。

私自身が、自己基盤を学び、自分と向き合って得た一番の変化は、「自己開示」でした。
私は、中学1年からいじめに遭ったことがきっかけで、
不登校になり、高校3年まであまり学校に通えませんでした。
また、中学3年の時に、当時通っていた精神科の医師から、発達障害の診断を受けました。
その事実について、私はあまり良い印象を持っていませんでした。
なぜなら、私の家族や周囲は、
その事実について悲観的に捉えていたからです。

ですが、私は自己基盤を学び、過去の事実についてどのように受け止め、
どう立ち向かっていくかについて考え続けました。
ひとつの答えとして出たのが、
「その経験を自分のコーチングに役立てる」というものでした。
具体的には、自分のコーチングスキルを、
「不登校・発達障害当事者の親御さん、または彼らを支援する方々」に
提供したいという結論に至りました。

「自分自身の経験をコーチングに活かす」という答えを出したことで、
「自分の歩んできた道のりには意味がある」と
自分の過去や経験について否定的に思わなくなりました。
また、「頼まれごとがあったときに無理なときは断る」
「不要なモノが増えたら手放す(捨てていく)」という選択に躊躇がなくなり、
自分を大切にすることができるようになり、生きやすくなったように思います。

これらの経験を通じて、自己基盤を学ぶことの大切さを身にしみて感じました。
これからも引き続き、自己基盤を強くしていく取り組みは続けていきます。

コーチングプラットフォームでは、自己基盤だけでなく、傾聴や承認、
フィードバックなどのコーチングスキルといった、
コミュニケーションで大切なことも学ぶことができます。

今回の投稿をお読みいただき、共に学ぶ仲間が増えたら嬉しく思います。