こんにちは。
コーチングプラットフォーム認定コーチの瀬渡裕希美です。
今日は私自身のニーズと価値について書かせていただきたいと思います。
このブログを読まれている方の中には自己基盤(ファウンデーション)を既に学んでいらっしゃる方も多いのではないかと思いますが、自己基盤におけるニーズと価値は、どちらも行動の動機づけとなるものでありながら、その行動に伴い見返りが必要か否かの違いがあると言われています。
ニーズ:自分らしくいるために必要としているもので、満たすべきもの
価値 :純粋に自分の喜びとしてやっていることで、満たすとか欠けているという概念ではないもの
自分の行動の原動力になっているのがニーズなのか価値なのか、抑々、その違いをしっかりと分けて捉えられているだろうか?
そんな疑問も浮かんできます。
私自身この違いによく戸惑い、しっかりと理解ができていないと感じることが多いのですが、
それは抑々、私の解釈が以下のように少し飛躍してしまっていたからではないかと思っています。
「自分らしくいられること」が「自分の喜び」に繋がる。
「満たすとか欠けている、という概念ではないもの」は「やりたいからやっていること」
周囲の人から承認を得られたら嬉しいけれど、それはオマケのようなもので承認されなくても自分がやりたいからやったことなので問題ない。
これは自己満足に似ているようにも思います。
私が普段の生活の中で感じる行動の原動力となるニーズと価値は、以下のような感じです。
ニーズ:周囲の人が私の行動を承認してくれるなど、他人が関わっている
価値 :自分の為に自分がやっていることなので他人が関わっていない
少し話がずれますが、私のニーズにはストレングスファインダー®の上位資質に「自我」を持っていることが関係あるかもしれません。
そのことで言うと、他人が関わっていて自分の為にやっていることを考えてみると、現地の日本人学校の仕事が思い浮かびましたが、そこにはニーズの他人からの承認を全く求めていないとは言い切れない自分がいました。
そして、普段の生活の中で私が価値としてやっていることは何だろうと、振り返ってみて気づいたのは、他人が関わっていない朝ヨガや夜のウォーキング、様々な学び、だと思いました。
やってもやらなくても、誰にも何も言われないし、言われたとしても気にならない。
そんなふうに思える理由を探るには、子供の頃の経験が影響していることが多いと言われるので、そのことを思い返してみたら、ありました!
小学校4年生くらいだったでしょうか、父が始めたジョギングについて行くようになりました。
その後、父が留守の時も一人で毎朝ジョギングするようになり、同級生女子では誰も陸上クラブに入る人がいなかったけれど、やりたいからやると決めて陸上クラブに入りました。
放課後、友達同志で遊んだり、一緒に習い事に行くことよりも自分がやりたいことを選び、そのせいで仲間外れにされたこともあったけれど、私にはその先に目標ができていたことも思い出しました。
仕事や家族との関わりは私の中では、好きな仕事や家族とはいえ、その行動は自分自身の為だけではなく自分以外の人が関わっている。そこには求める求めない関わらず評価やコメントがもれなくついてきます。
私がやっていることにポジティブなコメントをいただくと、やりたいことをやっているだけと思いながらも少なからず嬉しいものです。ネガティブなコメントいただくと少し悲しい気持ちにもなりますが、それで止めようとは思いません。
やはりそこは、やりたいことを自分で選んでやっているという気持ちがあるからだと思います。
やり方はいろいろだったり、受け取り方もいろいろと思える自分がいて、自分を否定する考え方にはなりません。
今、このブログを書いていて感じたのは、こんな自分の価値に基づいた行動(やりたいからやっている)を増やしていきたいということでした。
そして、私がこんなふうに感じられるのは20代で海外で生活することを選択し、私自身が一番大切だと感じている価値の「自由」な環境のおかげだと思います。
私のニーズと価値の解釈はずれているところがあるかもしれませんが、私が私らしく楽でいられる。その理由を深堀りすることができたのはコーチングプラットフォームで自己基盤を学び、一緒に学ぶ方々のお話を聞いたりワークショップに参加したりする機会があったからだと感謝しています。そして、これからも自己理解を深めて未知の自分や自己源泉を探っていきたいと思います。
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