ファウンデーションを学び続けて、自分らしい豊かな人生を

みなさん、こんにちは。

コーチングプラットフォーム認定コーチの山田 真伸(やまだ まさのぶ)です。

今回はファウンデーション(自己基盤)を学び続けている中で、私自身に起きた変化に関して、実際の体験談を織り交ぜながら言語化いたします。

ファウンデーション、普段聞きなれない言葉ですよね?

ちなみに、ファウンデーションをWikipediaで調べてみると、英語で土台、基礎と言った意味があるようです。

私自身も2016年からコーチングを学び始めた時、「ファウンデーション??」「自己基盤??」「コーチングとどんな関係があるの??」と、頭の中で混乱していました。

ファウンデーションに関しての概要は、コーチングプラットフォームのホームページ上でも、「ファウンデーションとは?」ということで、詳しく説明していますので、そちらをご参照ください↓

https://coachingplatform.main.jp/foundation/

私自身は、ファウンデーションを、自分を大切に、そして、自分に向き合うために、有効な一つの手段として捉えています。

ファウンデーションを整え続けることにより、自分を大切に、自分と向き合えることにより、自分が思い描く成果が得られて、

結果として、「自分らしい豊かな人生」となると考えています。


ファウンデーションが完璧に整った状態は存在しない?!

「ファウンデーション」という言葉の後の動詞として、「整える」が来ることが多く、「ファウンデーションを整える」そう表現されることが多いです。

そのため、私自身、学び始めた当初は、しきりに「ファウンデーションを整える!」と、完璧に整える、整えれば、どんなことがあっても揺れることなく、前に進むことができると思っていました。

ただ、コーチングの講座の終わりは、何となく「整った!」そんな気分になるも、毎日のあらゆる出来事の中で、凹むことも多く、「ダメだ。。全然整っていない。。早く完璧に整えないと、ダメだ。。自分の学びが浅いし、自分とも向き合えていないからだ。。。」そんな風に揺れていました。

このことに関して、とある日コーチングプラットフォームの代表理事の寺田コーチに、「ファウンデーションが完全に整った!という状態はないわよ。どちらかと言うと、「整え続ける」というニュアンスよ。」とシェアしてただき、私の心がスッと軽くなりました。

要は、「自分、完璧にファウンデーションが整いました!」ということはなく、むしろ、その状態は危険とも言え、直立不動で全身に力を入れて立って、「自分はどんなことがあっても、揺れません!」と、ある程度のことは踏ん張れても、実は、その状態って、頭の辺りをトンっと突かれると、バタンと倒れてしまうんですよね。

それよりもむしろ、ファウンデーションを整え続けることにより、一本の強固な棒などのイメージではなく、柳の葉の様にしなやかに、風が吹いて揺れても、時間が経つと元の位置に戻ったり、起き上がり小法師のように、中心の軸が定まっており、揺れても元の位置に戻ったり、といったところが、ファウンデーションを学んでの理想の姿なのかなと私は考えています。


ファウンデーションが役立つのは、調子の良い時より、調子の良くない時

ファウンデーションを学んでいて良かったなと思う時があるのですが、それが、どんな時か分かりますでしょうか?

私の場合、ファウンデーションを学んでいて良かったなと思う時、それは、調子が良く物事が順調に進んでいる時より、何か自分にとって不測の事態、予期せぬことが起きた時です。

人は、ピンチになった時に、その中でも自分らしく、自分が大切にしていることに立ち戻り、その状況を打破するチャンスを伺う、その中に成長のチャンスがあるのかなと私は思っています。

先ほど、起き上がり小法師を例に出しましたが、まさしくそのイメージです。大切なことは、自分を揺るがす何かがあるということを認識して、「おぉ~、揺れてる。揺れている。焦っているね、自分。」と、自分を客観視できることなのかなと考えています。

私自身、ファウンデーションを学ぶ前は、何か予期せぬことが起きると、「自分は焦っていません。焦る自分の姿を周りに見せません。自分は優秀ですから。」と変に強がってしまい(上述した、直立不動で全身に力を入れて立っている状態です汗)、揺れちゃいけいない、焦っちゃいけいないと思い込み、一人で何とかしようとしてしまったり、それを人に求めてしまったりと、自分も周りも息苦しくしていました。

だけど、ファウンデーションを学んで、自分の本当にありたい姿や、「揺れても、また、自分に戻れば良いんだ。揺れている自分を認めよう。」そう思えるようになり、予期せぬ事態からも、落ち着いて自分らしさを取り戻すことができるようになってきました。

ちなみに、私自身がここ最近で、一番ファウンデーションを学んでいて良かったなと思えたのは、会社で会社での降格人事の時で、詳細はこちらをご覧ください↓

https://coachingplatform.main.jp/reframing-foundation/

揺れている自分を認めながら、結果として、プロコーチとしてダブルワークを開始できたのも、ファウンデーションを継続的に学んでいて、自分が本当に何がしたいかを考えていたからだと思っています。


他人軸でなく、自分軸で物事を捉えられるようになってきた

ファウンデーションを学び続けていく中で、私自身が変化してきたなということがあります。

それは、ファウンデーションを学ぶことで、他人軸でなく自分軸で物事を考えることができるようになってきたことです。

私の場合で言うと、ファウンデーションに取り組み、自分とひたすら向き合う中で、それまで考えたことがなかった、自分のあり方、そしてその先にあるビジョンを描くようになり、事あるごとに、「自分はどうありたいの?」「本当の自分は何がしたいの?」そんな問いを自分に置けるようになってきました。

それにより、「自分で考えて、自分で決めて、自分で行動する。」ことの大切さにも気がつくことができ、自分の人生の主人公は自分で、あらゆることを自分で選択できるようにもなってきました。

と同時に、一人ひとり、そのような思いのもとで生きていることも分かってきて、多様性への理解も深まってきて、目の前の人が、どんなあり方で、どんな人生を歩みたいのか、そんなことにも自然と興味が出るようになってきて、人への問いかけの仕方も変化してきました。


螺旋階段を登るようにファウンデーションの学びを深めて行く

ファウンデーションを学び続けての変化を、私自身が感じていることを言語化させていただきましたが、お読みいただき、どんな感想をお持ちになったでしょうか?

ファウンデーション(自己基盤)、私は、この概念に2016年に最初に出会い、理由はわからないけど、このことを学び続けたら、何か自分に良いことが起きそう。そんな気持ちで一杯になった不思議な感覚を今でも覚えています。

最初にも言語化しましたが、私自身は、ファウンデーションを、自分を大切に、そして、自分に向き合うために、有効な一つの手段として捉えています。

きっと、世の中には、ファウンデーションという表現ではなく、自分と向き合う方法は、たくさんあるのだと思います。なので、その手段は人それぞれ、自分に合ったものを選ぶので良いかと思っています。

講座の中では、7つのステップを踏みながら、気づき→向き合う→取り組むというシンプルなことを繰り返し、自己理解→自己受容→自己信頼と確実にステップアップして行きます。

そのステップアップのイメージは、螺旋階段をイメージしていただければと思います。一見、同じ景色に見えても、螺旋階段を確実に登っていれば、ちょっとずつ見える視野や視座が変わってきます。

螺旋階段を登るのって、普通の階段を登るようにみるみる上に行くというより、気づけば登っていて、見える景色も変わってくると、ジワジワとボディブローのように効いてくるような感じです。

そして、このファウンデーションは、多様性のある受講生、コーチ陣の中で学ぶことが、本当に大切になってきます。その違いの中で、揺れながら、揺れたって良いんだ♫と思いながら、自分が何者か分かってくる、そんなイメージです。


おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

何か、今回の「ファウンデーションを学んで感じていること」この内容が皆さんがコーチングやファウンデーション(自己基盤)を学ぶKikkakeになれば嬉しいです!!

自分らしい豊かな人生を過ごせるようになってくるファウンデーション(自己基盤)を学ぶ手段として、コーチングプラットフォームのファウンデーションベースドコーチングの講座で学ぶこと、とってもおススメです。

講座は講師が全体に向けてレクチャーし、全体での学びを深める時間と、小グループに分かれて双方向での活発な意見交換を行い、学びを深める時間があります。

その際に各グループに1人以上のアシスタントが参加することで、質の高い学びを提供しています。

ぜひ、一緒に学びましょう!