はじめまして。

コーチングプラットフォーム認定コーチ 田口明美です。

誰しもが必ず何かしらのコミュニティに関わっていると思います。家族・友達・会社・学校・地域・趣味・・・・・

それぞれがそれぞれに、望む、望まないはさておき、いろんな選択をしながらその場にいる。

と思いますがいかがでしょう?

今回は「あるコミュニティから7年かけて抜けることができたら、自由と自信が手に入った」という私の体験談をシェアしたいと思います。

私はとある特殊な資格を持っていました。

その資格保有者は、幹部費という団体維持費を支払わねばならない決まりがありまして・・・

その請求が年明けに望まなくても来るんです。

「支払ってね」と団体から私に直接連絡がくるのではなく。師から直接「立て替えておいたから支払いに来てね」という強制的なもの。

私が「その資格を維持するか、失効するか、休会するのか?」の確認もないまま。毎年ちょっと高級なおせち料理と同じくらいの金額を支払っていました。

が、いかんせん年明け。しかも年度代わりの準備が必要な時期に、事前に判って貯めていた。としても相当な痛手です。ましてやその団体の活動をしても収入は0円・・・

立て替えられてしまった。という事は「=同意の上支払い済」という事なので、師の元に支払いに行くしかありません。

毎年支払う度に「事前にきちんと、継続する意思があるか無いかを確認をしてから立て替えてほしいです。」

とお願いをしていましたが、私が高校生の時より20年近くもお付き合いがあったので「子供がわがままを言っている」程度にしか扱ってもらえていませんでした。

ずーッとそのことに関してわだかまりを持ちつつも、その間にプラットフォームで

「ファウンデーション コミュニティ」について学ぶ機会がありました。

そこで初めて「この状況・・・とりあえず3年先も続けたい?」と自分に問うてみたら

「ムリムリ!!もう限界!」

それでも、きちんとその縁を切るのにはさらに数年がかかりました。その間、脅迫めいたことを言われたり、人間関係を引き合いに出されたり。

過去の恩を訥々と語られたり、軽くあしらわれたり。無視されたり。

何度か心が折れそうにもなりました。

コーチングもファウンデーションも同時進行で学んでいたおかげと、この事についてマイコーチとも何度かテーマとして扱ってもらい。

根気よく何度も「何年お願いしても変わらないので、これ以上は継続できません」と伝え続け、いろんな条件を付けられての退会となりました。

ですが、私の心は晴れ晴れ!

これで望まない部分に支払っていたお金も

その支払いのために労働に消費していた時間も、自分が本当に集中させたいところに向けることができる!

何年も努力したものと縁が切れてさみしい。

という思いは正直なく

【辞めても積み重ねてきたスキルは消えない。】

という事実と

【根気よく伝え続け自分で終止部を打つ選択ができた】

という自信は爽快なものでした。

コミュニティを辞める。

という選択は結構ネガティブに捕えられがちな感じがしますが、時として大きく前に進み自己信頼につながるものだ。

と私は体験を通して学べました。

今いるコミュニティ。一度見つめてみると何が見えますか?

アナタはどんなコミュニティを作って大切にしていきたいですか?