私の夢は・・・
人生に迷子になっている人とたくさんめぐり合い、サポートをしたい。
本間 季里
Honma Kiri
医師、産業医
コーチングを学んだきっかけは?
人との関わり方に悩み、正しいことをしているし正しいことを言っているのに、頑張っている割には評価されず、長い間苦しんでいました。そんなとき、アサーティブという言葉とともに出会ったのが「コーチング」。自分に圧倒的に足りなかった、相手の力を信じるということに惹かれました。
コーチングプラットフォームで学んでどんな変化がありましたか
自分の精神のインナーマッスル(自己基盤)が鍛えられ、現実と向き合えるようになりました。また、言語化することの大切さを認識し、ゆっくりと相手のペースに合わせて相手の言葉を大切にするようになりました。
コーチングをどのように活かしていますか?
日々、企業の中でメンタル不調の方と話をする機会が多いのですが、「相手の力を信じる」ことで程よい距離感で相手と関わることができており、疲弊することがありません。また、相手を尊重しつつ、相手と自分の言葉が意味するところをしっかり確認しながら会話を進めていくのも、コーチングを活かしている点です。

Message

私自身がずっと、人生に迷子になっていました。そういう人は私だけではないと思います。人生に迷子になっている人とたくさんめぐり合い、その人達が特に輝かなくても元気いっぱいでなくても、今のありのままの自分を静かに受け止めて満たされていく、そんなサポートをしたいですし、そんな人が増えていくといいなと思っています。

経歴
  • 1960年 東京・浅草生まれ
    1986年 筑波大学医学専門学群卒業
    1995年 医学博士取得(研究テーマは「卵アレルギーの発症機序に関する研究」)

    1. 1986年〜1998年:小児科医として大学病院その他で働く。患者である子供の成長に合わせ、環境を含めたサポートをすることが性に合っており、慢性疾患(アレルギー、自己免疫疾患、免疫不全症)を専門としました。
    2. 1998年〜2012年:臨床の傍ら免疫学の基礎研究に興味を持ち、小児科医を辞めて日本医科大学微生物学・免疫学教室(1999年まで)、長崎大学免疫機能制御学教室で免疫学の研究三昧の日々。この中で、学生や若手研究者との関わり方を考えるようになり、コミュニケーションスキルとしてのコーチング、アサーティブ、強みを活かすストレングス・コーチなどに出会いました。
    3. 2012年〜2016年:長崎大学大学院医歯薬学総合研究科内の新しい大学院教育の立ち上げに関わり、学内・学外問わず、多くの人と関わりを持ちながらアクティブラーニングを取り入れたカリキュラムを作り上げました。人と関わりながら仕事をしていくのがエネルギーの源であることに気づいたのもこの頃です。
    4.2017年〜現在:好きで得意なことを仕事にして長く働くことを念頭に、キャリアチェンジをし、オフィス Esteemを立ち上げて ①産業医として企業のなかで従業員の心身の健康度アップ、②個人と組織へのコミュニケーション研修、③パーソナル・コーチを行っています。人生に迷子になっている大歓迎です。なぜなら、私自身が長い間、人生に迷子になっていたからです。

資格
  • ・医師
    ・産業医
    ・一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
    ・ギャラップ認定ストレングスコーチ
    ・NPO法人アサーティブ・ジャパン認定コーチ
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