こんにちは。コーチングプラットフォーム認定コーチの三谷千花です。
今回は、長い間ファウンデーション(以下、自己基盤)を学びながらも、今ひとつ自分の中でイメージしきれていなかった「自分をだいじにする」について書きたいと思います。
昨年秋、老老介護で母を見ていた父が亡くなりました。一人でできることがほとんどない母の独居は無理なので、暫定で施設に入りました。離れたところで生活している私は、できるだけ帰省して、母に会いに行ったり、落ちついて過ごせる施設を探したりしていました。
母は、どんどん衰えています。ようやく落ちつけたと思った施設から連絡があり緊急入院、坂道を転がるように、という表現を目の前で見ているようです。
自分の中で、何度も浮上し、何度も否定している選択肢が、在宅介護です。母は当初からずっと、家に帰りたいと言っていました。本当にやらなくてよいのか。あれほど帰りたがっているのに。
今は介護保険等も充実していて、家族がやろうと思えば在宅介護ができる社会の状況になっていると聞きますので、本当はできるのかもしれません。ですが、例えば見舞いに行ったとき、半分眠っている母に話しかけ、高栄養の100ccのジュースを飲むのに長時間かかる状態を経験し、これが毎日朝から晩まで続くと考えたら、やはり私にはとてもできると思えませんでした。母に「ごめんね」とつぶやきつつ、プロが介護してくださる病院や、施設にお世話になろうと思っています。
自己基盤を学ぶ前と今で変わったと感じたのは「在宅介護を選択したら、自分はどうなるか」を考えたときでした。以前だったら、この状況で自分のことを考えることが人の道にはずれているような気がして、母の願いをかなえてあげられない自分を毎日責め続けていたかもしれません。
今は、自分を責めるのではなく、できるかできないか、やったらどうなるか、やらなかったらどうなるか、を、冷静に考えています。自分でしっかり選択すること、その選択の結果を受け入れる覚悟をすること、これが、今の私には「自分をだいじにする」ということと同義に思えています。選択の結果に責任を持つ自分が、もう一人の選択した自分をだいじに包み込んでいるイメージです。
入院先の病室で、母はもうほとんどの時間を眠っています。看取りに関する本を読んだり、コーチ仲間に相談したり、心の準備をしながら、日々揺れ動く気持ちは、自己基盤という大地に根を張り、風にそよぐ木々の葉のようです。自己基盤を学んでいなかったら、木ごと倒れていたと思います。
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自己基盤を学び、実践していける安心安全な場、仲間のいるコーチング・プラットフォームで、自分の選択をしていくチャレンジをご一緒しませんか。
