コーチングプラットフォーム認定コーチの平林秀滋(ひらばやし しゅうじ)です。

1965年に会社員の父、小学校教員の母から長男として生まれました。

両親が共働きの為、昼間は親戚の家に預けられて、夕方になると母が迎えに来て一緒に自宅へ帰る。という生活を送っていました。

一日の半分を親戚の家族の中で過ごす中、その家族の何気ない日常会話から親子愛のようなものを感じていた。そしてそこに羨ましさを抱き始め。親から「愛されたい」という心の欲求も持ち始めていった。

愛される為、大切にされる為の行動を無意識に日常的にしていた。

親から褒められる事や、親が喜ぶ事をしていた。

親の言う事を聞く。

親の手伝いをする。

自分勝手なことを言わない、しない。

わがままな事を言わない、しない。

その傾向は、大人になっても続いた。

社会人になっても、上司に対して、先輩に対しても同じような事をしていた。

無意識に、必死に頑張っていた。

結婚して家庭を持ち40才になってもその欲求を追い求めていた。

自己基盤を学び始めた頃、自分が我慢している事を考える時間があった。

頭に浮かんで来たのは、「仕事を終えて帰宅した時に、玄関の外灯が点いていないと、何故か不満を抱く」という事だった。

両親が共働きの為、小学校から帰ってきても家には誰もおらず、自分で鍵を開け、家の中へ入り、電気を点け、母が帰ってくるのを待つ。

隣の家からは、お母さんが「お帰り」と言って出迎える声が聞こえてくる。

羨ましかった。

寂しかった。

それから30年経ってもその気持ちを何処かで覚えていて、結婚して家族が待つ家の玄関口に立った時、外灯が点いてないと寂しさが湧き上がってきていた。

携帯電話が普及し始め、帰るコールが流行っていた当時。外灯を点けておいて欲しいが為に、奥さんへ「今から帰るよ」コールを毎日していた。

しかし、電気代の節約が必須だった我が家には、外灯が点く事は無かった。

コーチングセミナーで、「相手に伝える」というワークがあり、こういう欲求が有る事をテーマにしてみました。

すると、あるアシスタントコーチが、「その事を奥さんに伝えてみたら如何ですか?」と言ってきました。

えっ、そんな事を言うの?恥ずかしいな。聞いてもらえるかな。と思いつつも「言ってみます!」と、答えてしまいました。

翌朝、意を決して奥さんへ「帰ってきた時に玄関の外灯が点いていないと寂しんだ~」「だから外灯を点けておいて欲しんだ~」と言って出かけた。

何時ものように帰るコールをして、

家の前に、

何と!

外灯が点いていた!

何とも言えない喜びと満足感、「あ~~~」

そして出て来たのは感謝の言葉。「ありがとう」でした。

30年間抱えてきた欲求(ニーズ)が満たされ、寂しさを解消出来た瞬間だった。

月日は経ち、社会人となった娘が夜中に帰宅する事も増え、外灯を点けて待つという時期があった。寝不足になるけど、そうしてあげたい自分がいた。

数年後、娘の結婚式の前日。単身赴任をしている私が深夜に帰宅する事を知っていた彼女は、家から少し離れた新居から外灯を点けに来てくれていました。

それはニーズが更に満たされ、幸せ感がコップから溢れ出ていた。そんな気持ちになっていました。

欲求を“満たして欲しい”という一方的な欲求が満たされると、満足感が得られる。

そして“満足感”が溜まっていくと、“感謝の気持ち”に変わっていく。

感謝の気持ちを伝え合うと“幸福感”が湧いてくる。

そんな体験でした。

自己基盤を学び始めて、取り組み始めて10数年が経ちました。自己基盤と出会って本当に良かったな~と思いますし、続けていて良かったです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

何か、今回の「自己源泉を見つける」この内容が皆さんがコーチングやファウンデーション(自己基盤)を学ぶKikkakeになれば嬉しいです!!

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