コーチングプラットフォームが胸を張って誇れるものは?


2019年12月初旬に, 中国の武漢市で第1例目の感染者が報告。
それから現在に至るまで
世界中がコロナ感染者の脅威にさらされ続けています。

コーチングプラットフォームは、
コーチングのマインド・スキルだけでなく、自己基盤(ファウンデーション)プログラムを提供している団体です。

今はオンラインの開催で、ありがたいことに世界中から参加していただける状態になりました。
私たちのプログラムを、ご自身やお仕事に活かされているお話を伺いながら、本当に幸せな気持ちになっている私たちですが、
私たちが誇れるのは、そのプログラム以上に、私たち団体のチーム力だと思っています。
今日はそのことについてのお話です。


世の中のほとんどがそうであったように、コロナが世界に出現する前では、私たちもすべて対面でのサービスを提供していました。

2020年の年が明け、コロナ感染者数が毎日ニュースで流れるたびに、私たちは目に見えないウィルスとの闘いに不安はピークに達します。そして、ついに、外出する事さえままならない状況になってしまいました。

ちょうどその時は、第11期の方々とのプログラムが進行していました。

早く次の回を開催したい。
でも、この状況で開催して、クラスターが発生したら??
大勢で集まることは危険でしかない。
どうしたらいいの??

そんな中
「うちの団体の講座を、何とかオンラインで開催できないものか?」

そんな代表のひとことから、私たちの手探りの共同作業がスタートしました。

(コミュニケーションを学ぶのにオンラインなんて・・・)

かつて、どこかでささやかれていた言葉。
でも、その時の私たちにとって、選択の余地はありませんでした。

「美和さん、やれると思いますか?」

「やれると思います!」

個人的には、ZOOMは数年前から使っていましたので
操作方法に関しては、全く不安はありませんでした。

ただ、これまで私が開催していたZOOMセミナーは多くても10名弱。
プラットフォームでの参加人数は、参加者、アシスタントを加えると、軽く50名を超えました。
経験したことのない数。
そして何より、分刻みで進んでいくプログラム・・・。
これまで対面で、難なくこなしてきたタイムテーブル通りに進めることは、
私にとって、とてつもない高いハードルでした。

でも、準備にかける十分な時間はありませんでした。
あの時は、代表はじめ全員が、それぞれの役割をこなすことに必死でしたから・・・。

参加者用にハンドアウトする資料はありましたが
ZOOM講座用に使用するには、全て作り変える必要がありました。
使ったことのないパワーポイントのソフトを初めて立ち上げ
夜通しの作業が、空が明るくなるまで続きました。

対面なら、その場の様子を感じながら、阿吽の呼吸で乗り越えることができたと思います。
でも、ZOOMでは、みんなはどこにもいない
ここにいる私は一人ぼっち・・・
「ちょっと待ってください」が言えない
私が声を上げれば、それは絶対に聴いてほしくない参加者全員に、聴こえてしまう・・・。

講師が、次に何をしたいのかがわからない(涙)
次は何を準備しておけばいいんだっけ?(汗)
助けて・・・・・

届くはずもない独り言をつぶやきながら
何度も全身の血が逆流する感覚を初めて味わいました。

ブレイクアウトに飛ばした時間が
次のターンの打ち合わせ時間になっていました。

でもプラットフォームというチームはただのコーチングの団体ではありませんでした。
そこからは、徐々に、そして確実に、最良最高のものを目指して
本領を発揮していくことになります。

「美和ちゃん、大丈夫。
ブレイクアウトにさえ飛ばしてくれたら、あとは私たちアシスタントに任せて!」
「じゃあ、ここは私たち講師で、こんな風に変更して関わりましょう。」

(ああ、私は一人じゃないんだ・・・
 パソコンの向こうにはいつものみんながいて支えてくれてる 涙)

一旦全体像が見えてからの、講師、アシスタントの方々の動きには本当に目を見張るものがありました。


<参加してくださった方々に満足していただける講座を提供する>
という一つのゴールを、暗黙で確認し合った私たちは
それぞれの強みを出し合い、弱みは補完し合い、抜群のチーム力を持って、現在のオンラインプログラムを構築するに至りました。


あの時を振り返ると、ネガティブな意見や物事は、本当に何一つ起こりませんでした。
それぞれに初めての経験で、仕事もプライベートも、きっとすごく大変な時期で余裕がなかったのでしょうに、みんなが使命感を持って、目の前のことに必死に取り組んでいたように思います。
だからこそ、とてつもない大きな壁を、みんなで協力して乗り越えることができたのだと感じています。

普段から、自分の土台(ファウンデーション)を強固にするために学び取り組んできた仲間だからこそ、なし得た偉業だったのかもしれません。

私は今あらためて、このメンバーの一員でいられることを誇りに思いますし、かつて、コーチングプラットフォームを選択した自分の直感を褒めてあげたいと思います。

さて、長い長いトンネルの期間を経て、2023年2月からは、私たちのプログラムが対面にて再開される運びとなりました。
第19期は、東京お茶の水での開催の予定です。

ぜひ私たちと一緒に
《真にやりたいことをやれる人生》
を選んでみませんか?

あなたにお逢いできますことを講師、アシスタント一同
楽しみにしております(*^_^*)