こんにちは。コーチングプラットフォーム認定コーチの三谷千花です。
先日「妥協」がテーマのワークショップで、理想の状態を話す機会がありました。同時期に学びはじめたコーチ仲間とグループで一緒になり、今ほぼ理想だ、パーフェクトではないけれど、学びはじめの頃にこうなったらいいな、と思っていた状態になっている、という話になりました。時間、場所、経済状態、人との関わり等々、そこそこ実現しています。複数の同期が似たような状態になっているのは、偶然ばかりでもなさそうです。学び始めてからを振り返ると、10の柱について考え、迷い、ファウンデーションに取り組んできました。
私自身の最大の変化として、30年勤務した企業を退職しました。せっかく新卒で入った企業でしたし、定年まで勤めたいとは思うものの、60歳は遠いなぁと思っていたら、勤務先で選択定年が導入され、50歳以降は定年退職が可能になりました。晴れて52歳で念願の「定年退職」、手に入れたものは、自由でした。
同じマンションに、とても素敵な生き方をしている2人の女性がいます。ファウンデーションの講座でも、自分が尊敬する人としてこの方たちを挙げました。私より10歳上と20歳上の彼女たちは、自分の好きな暮らしをしています。ファウンデーションを学んだわけでもないのに、二人とも揺るぎない自己基盤に立脚しているように見えます。リタイアするまでしっかり働き、年金とある程度の「蓄え」で経済的にも安定されています。体力と相談しながら静かに日常生活を営み、好きなことにお金と時間をかけておいでです。
自分も、この方たちのような穏やかな暮らしがしたいと思いました。企業の仕事は面白かったのですが、走り続けていて、心の平穏は得られませんでした。退職時は、企業から逃げ出したいのか、本当に静かで穏やかな生活がしたいのかよくわかりませんでしたが、尊敬する生き方をしているお二方を見て、やってみたいと思いました。実行に移せたのは、ファウンデーションを学びながら、チャレンジする体力気力が蓄えられていったからだと思います。
いつの間にか「ほぼ」理想の状態になっていくファウンデーションの学びと取り組み、ご一緒しませんか。