コーチングとの出会い

初めてコーチングに出会ったのは、8年前の事だ。

子育てに悩んだ末に行き着いたのが、コーチング。

「問い」によって心の奥底にある感情にアクセスする時間は、これまでの人生で使ったことのない脳の回路を刺激され、新鮮だった。

「自分もコーチングを提供する立場になりたい」そう思い、4年前にコーチングプラットフォームの門を叩いた。

1年に渡る学びの中で、特に印象的だったのが毎回行われる、メイン講師による公開コーチングだ。

緻密に丁寧に、言語・非言語両方を使い、クライアント役に新たな気づきをもたらす様子は神々しくもある。

また、オブザーバーの講師がコーチングのログを取り、一つ一つの「質問の意図」を聞くフィードバックタイムは、こちらまで毎回背筋が伸びた。

いざ実践!

コーチングは「問い」一つでクライアントの人生を大きく変える事ができる。

その現場を実際に何度も目の当たりにして、自分もこんなコーチになりたい!とがむしゃらにセッション練習をした。

すると日常生活でもコーチモードが抜けず、小学生の娘たちに「どうなりたいの?」「そうなる為に、今できる事は何?」などと、問いかけてばかりいたところ・・・長女に「話したかったら自分から話すから、質問ばかりしないで!」と怒られた。

苦い思い出である。

我が子に対してのコーチングは失敗も重ねつつ、現在中2と小4の娘は、何かの折りに「ママ、ちょっと聞いて・・・」と声を掛けてくることが増えてきた。

大抵が私はゆったりとしている時なので、子ども達なりにタイミングを見計らっているのだろう。

「問い」は諸刃の刃。

相手のサポートにもなるし、かえって負担になる事もある。

あくまで相手の為に、ちょうど良いタイミングと熱量で「問い」をなげかけられるコーチでありたい。

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コーチングプラットフォームには、経験豊富なプロコーチが多数在籍しています。

ぜひ一緒に学んでみませんか?