山之内 暁子

40歳過ぎまで長時間労働を厭わず働きましたが、当時の勤務先では結局キャリアパスが見出せず方向転換を余儀なくされました。その後の方向性を自分一人で考えるのが難しく、第三者の力を借りようとプロコーチのセッションを受けてみたことが自分でコーチングを学ぶきっかけになりました。

当初は抑圧的な傾向が強く自由な発想がしづらい状態でした。安心できる環境の下で自己開示をしたり、人と深くかかわる体験を繰り返したりするうちに、徐々にオープンになり柔軟な考えが持てるようになりました。仕事の面では１つの組織に依存する働き方から独立を含むパラレルキャリアに移行しました。

人と接するあらゆる場面で役立っていると思います。お客様との面談では、当面の課題だけでなく中長期で何を目指すのかを共有するよう努めるとともに、ご提案をする場合でも選択や決断をする権利は常に相手にあるという前提を大切にしています。