今回は、コーチングスキルの「質問」について、私の体験談を交えて言語化させていただきます。
質問についての細かいスキルの話ではなく、私が2016年からファウンデーションをベースとしたコーチングを学ぶ中で感じたことのお話になります。
学び始めた当初は、「良い質問ができるようになりたい!」「切れ味が鋭い質問をしたい!」「クライアントの気づきにつながる深い質問ができるようになりたい!」と考えていました。
そこで、自分で質問集を作り、セッションの際にその質問集が視界に入るようにしていた時期もあります。
しかし、実際にセッションが始まると、そうした質問集を見る余裕がなかったり、仮に見えたとしても棒読みのように口にしてしまい、クライアントからすると「急にセリフ調になった」と感じられていたように思います。
そんな風に、質問スキルを磨こうと努力しても成果が出なかったとき、ある先輩コーチからこうシェアいただきました。
「あなた自身が、いろいろなタイプのコーチから質問を受ける体験が大事なのよ。
あなたが体験したことのない質問をしようとするから、セリフ調になったり、前後関係が薄くなったりするのでは?
あなたが体験して『あぁ、こういう質問をされると自分の思考が変わるんだ』と思えれば、自然と質問のレパートリーは増えていくものよ。」
この言葉は、私にとってまさに目から鱗で、その鱗が落ちる音が聞こえるくらいの衝撃でした。
さらに、自分自身が普段自分に投げかける質問にも偏りがあり、その範囲内でクライアントにも質問していたことに気がつきました。
それ以降は、意識して自分とはタイプの違うコーチや、多様性を感じる人とのコミュニケーションを増やし、さまざまな種類の質問を体験することを大切にしました。
その体験を重ねる中で、徐々に自分の思考の幅も広がり、自分にないタイプの質問を受けると「面白いな、この方の視点」と感じられるようになっていきました。
今でも印象的ないくつかの質問は、「本当のあなたはどうありたいの?」「今、人生の何章目?」「人生の最期の瞬間、誰に何と言われたい?」「何がそんなに、あなたに制限をかけているの?」
自分の思考にない質問を受けると、その瞬間、「えっ?!考えたことなかった・・・」となります。(この感覚が、段々、クセになってきます(笑))
こうした質問体験により、実際、セッションの場面でも、以前に比べて質問のレパートリーが確実に増えてきた実感があります。
このブログを読んでくださっている方の中で、ご自身の質問の幅を広げたい方は、ぜひ多様な方から質問を受ける体験をしてみてはいかがでしょうか。
また、日常的にセルフコーチングを行う際も、柔軟な発想で自分に問いを投げかけてみることをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回の私の体験談が、これからコーチングを学ぼうとする方や、学び始めたばかりでスキルの上達などに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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