こんにちは、コーチングプラットフォーム認定コーチの岸直子です。

私が受講した「ファウンデーションベースドコーチング実践プログラム ベーシックコース」第19期は、コロナ禍を経て久々に再開された対面での講座でした。
普段オンラインでの仕事が多い私にとって、毎回4~50人もの受講者・講師・アシスタントコーチが集まり、会場全体に流れるエネルギーを感じながら共に学ぶ時間はとても新鮮なものでした。
今日は、そのプログラムの中の「デモセッション」の時間について振り返ってみたいと思います。

デモセッションとは

「デモセッション」は、講師やアシスタントコーチがコーチ役を、アシスタントコーチや参加者がクライアント役を務め、事前打ち合わせなし・リアルなテーマで行う10~15分のコーチングセッションです。
毎回異なるコーチ役・クライアント役が担当し、対面講座では椅子に座るふたりを全員が静かに見守るようなかたちで、オンライン講座ではふたり以外はビデオ・音声オフにして行われます。

凝縮された学びの時間

デモセッションの初回は、講座初日の午後でした。
午前中から緊張続きで、実は「この時間はセッションを見ながらちょっと一息つけるかも…」などという淡い期待を抱いていましたが、始まった瞬間、それは見事に吹き飛びました。
「こういうテーマもコーチングで扱えるんだ!」
「この関わり方、なんだかすっと入ってくるな」
「あの質問でクライアントの表情が変わったな」
「ここまでで思考がこんなに展開するとは…!」
…10~15分という短い時間の中で、私の中に驚きや発見が次々と出てくる、濃密な学びの時間だったのです。

セッション終了後はメイン講師による振り返り解説やグループに分かれての感想シェアの時間。会場にいる“全員”でひとつのセッションを見守り、全体やグループで学びを共有し深めていくあの場の空気は、今でも私の中に特別印象深く残っています。

その後の講座ではデモセッションの時間になると毎回なるべく最前列に席を取り、自分しか読めないような走り書きで一言一句逃さずノートにメモしました。セッション練習の前には付箋をつけたそれらのページをいつも開いて読み返し、自分をコーチングモードに切り替えるおまじないがわり!にもしていました。

セッションから感じ取れる「その人らしさ」

全14回の講座の中でデモセッションの時間は6〜7回ほど。回を重ねるうちに、セッションを通してコーチ・クライアントの「その人らしさ」を感じ取れるようになっていく自分にも気づきました。それは、これまでたくさんの「かくあるべし」にとらわれながら生きてきた私が講座での学びを通じて少しずつほぐれていった過程とデモセッションの時間が重なっていたからこその気づきだったのかもしれません。

今回は「デモセッション」をピックアップしましたが、講座ではレクチャー、ペア・グループワーク、体験談のシェア、セッション練習などほかにもさまざまなスタイルを織り交ぜながら、講師・個性豊かなアシスタントコーチ陣・そして受講者が一緒になって学びを深めていきます。

この記事を読んでくださったあなたと、学びをご一緒できるのを楽しみにしています。