みなさん、こんにちは。
コーチングプラットフォーム認定コーチの山本美香です。
今日は、この「モヤっと」は、どこから来るんだろうを考察してみた私の体験を、ご紹介いたします。
1.それはある日突然に
昨年のとある日のこと。
私は、夫や夫の友人と、楽しくお酒をいただいておりました。
その帰り道。
最寄り駅の階段を踏み外し、気がつけば中間の踊り場付近に、私はいました。夫への第一声は「誰か巻き込んだ人がいないか確認して」でした。
巻き込んだらしい人を発見して「おケガはありませんか?どうぞお気をつけて」と、声をかけるも、なんだか引かれてるような。
まあまあ、さっき階段ころげ落ちた人から話しかけられたら、それが普通の反応ですよね(苦笑)
その場は、そこで終わり、家に帰ったのでした。
2.これって、どういうこと?
その翌日。
起きてみると、すりむいたひざよりも、ひじが腫れて真っ青に。
素人目で見ても、これは明らかにおかしいということがわかりました。
そして、病院へ行くと、骨折が判明。
どうりで痛かった訳です。
骨折した方にはアームホルダーで腕をつり、痛み止めをもらって、痛みも軽減されて、ようやく落ち着きを取り戻したのでした。
アームホルダーをしていると目立ちますが、そんな時に限って、大きな懇親会があったりするものです。
「大丈夫?」
「駅の階段から落ちたの?それは大変だったね」
「何か不便なことない?」
知っている方からも、知らない方からも、たくさんの言葉をかけていただきました。
いやいや、ありがたい限りです。
3.あれ?これはなんだ?
たくさんの心配やいたわる言葉をかけていただいたのですが、なんだかモヤっとするのです。
これは、一体何が起こっているんだろう。
それは、この言葉を聞いた時だと、気づいたのです。
「利き手じゃなくて、よかったね」
最初のうちは気にならなかったのですが、一度気になると、二言目には、この言葉をみんなからかけられるように、感じておりました。
いやいや、そんなことないよ〜、利き手じゃなくてもめっちゃ不便だよ〜と心の中で思いながらも、それを口に出すことはできず。
「そんなことないよ」を「そうですね」で打ち消し、心の中で「モヤっと」が溜まっていくのを感じていました。
4.何が私を揺さぶったのか
「モヤっと」が溜まるのを自覚してから、少し気分が落ち込んでいった。
こうなったら、なかなか浮上できないのは、たまにあるパターン。
それなら他者の力を借りようと、マイコーチと向き合うことにしたのです。
けがしたのは利き手ではなかったとはいえ、できないことはたくさんあるので、よかったと思えたことは、なかった。
だから「よかったね」を、受け取ることができなかった。
「よかったね」と言われたら、それを否定してはいけないと、思っていた。「モヤっと」を、因数分解してみると、そんな私の想いが、あふれるように出てきたのです。
「そうですね」ではなく、「そんなことはないんですよ」って、言いたかったのかな。
たくさん言葉をかけられるうちに、素直な自分の気持ちを伝えることをあきらめてしまった自分がいるように、私は感じました。
これも、自分で体験したからこそ、わかること。
よかれと思って伝えた言葉で、実は相手を傷つけていたかもしれない、そんなことが頭をよぎりました。
5.振り返ってみて
人は、生きていれば、様々な体験に遭遇します。
その事実は、変わらないかもしれない。
でも、それに価値をつけるのは、その後の自分次第。
少し時間はかかりましたが、コーチの力を借りて、そこに向き合うことで、無事にこうしてみなさんに紹介できるくらいには、自分の中で消化することができました。
当面は、こんな大けがに合わないように、しっかりお参りにいっておくとします。
みなさんは、くれぐれもご安全に!
