コーチングを学ぶ中で気づいたのは、
“とらわれ”に気づくことが変化の第一歩だということでした。
とらわれとは、「こうあるべき」「こうしなきゃ」と思い込んで自分を縛ってしまうこと。
わたしにとってのとらわれは、
「本音を言ったら嫌われる」
「人に迷惑をかけてはいけない(人に頼るのは迷惑をかける)」
「自分が頑張らなきゃ」
などという思いでした。
過去のわたしと、とらわれの正体
わたしは昔から“良い子”でいようとしてきました。
人に合わせて、場を乱さず、笑顔でいること。
それが「優しさ」だと思っていたし、そうすることで愛されると思っていました。
でもその裏には、
「本音を言ったら嫌われるかもしれない」
「頼ったら重いと思われるかもしれない」
そんな小さな怖さがありました。
だから、本当は嫌だと思っても「大丈夫」と笑って、
本当は悲しくても「平気」と言って、
自分の気持ちをごまかしてきたんです。
向き合うきっかけになったのは、パートナーとの関係
以前の恋愛では、自分の本音を伝えきれず、我慢して、我慢して、気づけば限界を迎えて終わる。
そんなことがありました。
今思えば、それはすごく“不誠実”だったなと思います。
相手に対しても、自分に対しても。
「大切にしたい」と思っているのに、自分の気持ちを押し殺してしまう。
本音を伝えないまま、心の距離ができていく。
それがすごく苦しかった。
コーチングを学び、自分の感情や思考を丁寧に見つめるようになってから、
「本音を伝えることは、相手と向き合うこと」だと分かりました。
勇気を出して伝えてみると、
相手はちゃんと受け止めてくれて、
むしろ関係が深まっていきました。
“言っても大丈夫”という体験が、
わたしにとっての大きな解放でした。
そして、今向き合っていること
今もまだ頼ることには少し抵抗があります。
「自分でやったほうがいい」「迷惑をかけたくない」
そんな思考がふと…
でも今は、それも悪いことだとは思いません。
「そうやって頑張ってきた自分がいる」
と認められるようになりました。
少しずつ、“頼ること=信頼を渡すこと”と捉えて、安心してお願いできる関係を築いていきたいと思っています。
最後に
とらわれは、わたしを苦しめるものだと思っていたけれど、
今では「わたしを守るために生まれた優しさ・愛の形」だったと感じます。
その存在を受け入れ、感謝して手放していくとき、心が少しずつ自由になっていく。
コーチングを通して、わたしはありのままの自分を生きる練習をしているのだと思います。
この投稿が、誰かが自分のとらわれに優しく気づくきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。