コーチングプラットフォーム認定コーチの馬越 敏広です。
ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。

今回は、「ニーズを満たす」について、私がコーチングプラットフォームでコーチング&ファウンデーションを学び、認定コーチになった後に学びを続けているなかで、気づいたこと、実践してきたことを書かせていただきます。

コーチング&ファウンデーションを学び始めて5年がたちました。学び始めてからの大きな変化は、「自分の感情や体に起こる感覚に気づけるようになったこと」、「言語化できるようになったこと」だと思います。

コーチングを少し知っている方に「コーチングを学んでいる」とお話すると、多くの方は「傾聴」、「承認」、「質問」等、「コーチングスキル」に興味を持たれます。それはそれで、とても大切です。実際私も、スキルもしっかり向上していると実感しています。一方、それ以上に「ファウンデーション(自己基盤)」という考え方を学び、自身自身のことを「知り」、「向き合い」、「取り組んだ」結果の変化、成長の方がはるかに大きいと感じています。

それは、一体どんなことなのか。

今日は、「ニーズを満たす」について、私に実際にあった出来事と気づきと変化をお話させていただきます。

ちょうど2年前の2023年3月、日本におけるファウンデーションの第一人者 近藤真樹コーチのファウンデーションの講座に参加した時のことです。トマス・J・レナードが提唱するファウンデーションを強化する10の柱があり、その10の柱について概略説明を受けたあと、その講座では「ニーズを満たす」を深める時間でした。

「ニーズ」とは、「他者から〇〇と見られたい」、「自分としては〇〇と見せたい」という、自分の外側で見せたい、見られたい、という欲求のようなものです。言い換えれば、「自分が〇〇と思われている安心」、「自分が〇〇と思われていないと不安」というものです。私の場合、「信頼できる人と見られたい」、「役に立つ存在だと思われたい」ということが、この講座のなかで真っ先に自分のニーズだと思ったことでした。

講座のなかでは、ニーズを見つけていくアプローチとして、『「駆り立てられて行動してしまうこと」はどんなことか?』、『小学校2~4年生のころ、「何が自分を抑えつけていたか」を思い出してみる』というように、普段あまり向き合わない問いに半日間向き合い、ご一緒したコーチ仲間との対話で深めていきました。

様々な観点でニーズに向き合ったのですが、講座のなかでは、いわば「誰にでも当てはまりそうな」ニーズを見つけるまででした。

しかし、大きな気づきは、講座後、希望者だけ残っている放課後時間に起こりました。

20数名いらっしゃったでしょうか。ひとりずつ感想を述べ、近藤真樹コーチがフィードバックされる時間で、ある方がおっしゃいました。

「僕、小さい頃、泣き虫だったんですよ」

この言葉を聞いて、私の背中に電流が走るような、衝撃を受けました。

「僕もだ!」

私も小さい頃、泣き虫でした。その理由も、鮮明に憶えていました。私には4歳年上の兄がいて、小さい頃よく一緒に遊んでいましたが、4歳離れていると、兄と比べてできないことも多くて、どんくさい自分のことを兄から怒られて、よく泣いていました。
でも、泣いていた理由には、もっと大きな理由がありました。
泣いて家に帰ると、母が必ず心配してくれて、慰めてくれる。
泣き虫だった自分は、「母に慰めてほしくて泣いていた」と思い出したのです。

根っこにあるニーズに気づいた瞬間でした。

大人になった今も、この時と同じようなことを求めています。つまりニーズが存在するのです。

それは、「困難な状況の中でも必死にチャレンジし何とか成果を出している」、「本来自分の仕事ではないことも、問題に気づいたら、その解決に動いている」ことが多い自分ですが、「その動きは自分の上司には理解していてほしい」、さらには「承認、感謝されたい」というニーズがあります。

「問題に気づいてしまったら、放っておけない」性分なので、問題解決行動に向かうのは良いのですが、「このことは、上司には知っていてほしい」という思っているのです。

半日間、ニーズに向き合ったからこそ、講座後のある方の一言から、ここまでの気づきに至れたのだとも思います。

その日から、「この自分のニーズを“自分で“満たしていくために何ができるだろう」と考え始めました。

そこで思いついたのが、「これまで、見えないところで、それとなく問題解決してきたことを、上司に報告する」ことでした。「〇〇という問題があり、〇〇しておきました」とか、「〇〇という問題が起こっています。〇〇をする必要があると思うので、私が中心となって〇〇しておきます」と報告することを始めました。
こういう報告をしていくことで、自分の中で「ニーズが満たされていく」実感が生まれてきました。

これまで、誰も知ることなく問題を解決していたことを上司に報告することで、まず上司に知ってもらうことができ、報告し後はすぐ「ありがとう」と言ってもらえるわけですから、私のニーズは満たされていきます。

「こういうことか!」と、実践してみて得られる感情も実感でき、他のニーズについても、「ニーズを満たす」ことがやっていけそうな感じがしています。

講座の中では、「相手のニーズも知ってみる。相手のニーズを大切にしていないと爆発するが、大切にすると、とても良好な関係になれる」とも教わりました。

自分のニーズも満たし、相手のニーズも満たす

自分のこの体験と実感から、この両立もしていけることが分かりました。そういう意味で、上司だけではなく、部下に対して、また家族に対しても、同じように、していけそうなことも感じています。

とても長い文章をお読みいただき、ありがとうございます。

コーチングプラットフォームの「ファウンデーション・ベースド・コーチング講座(FBC講座)」は、コーチングを学ぶ時間と同じ時間、ファウンデーションも学ぶことができ、コーチとして、人としての土台、基盤を強くしていくことを大切にしています。

ぜひ皆さん、FBC講座でともに学んでみませんか。皆さんと一緒に学べること楽しみにしています。