コーチングプラットフォーム 認定コーチ久保陽子です。

この記事では、コーチングプラットフォームの「ファウンデーションベースドコーチング・ベーシックコース」で学んだ「コミュニケーションスタイル」についてお伝えします。

きっかけはあるコミュニティで感じた違和感

私は現在コーチとして、子育て講座や、小学校・幼稚園受験サポートなど「人」に深く関わる仕事をしております。

以前からCA、企業研修・専門学校講師、三ツ星フレンチのレセプションなどコミュニケーションスキルが求められる環境にいた私にとって、人と接する時に大切なのは、「相手の立場やニーズを瞬時に察する」こと。

笑顔で声をかけたり、相手の発言にきちんと反応することで関係性が良くなり、パフォーマンスアップにも繋がると考えています。

実は数年前、とあるコミュニティに入った時に「どうしてみんなこんなに反応が薄いのだろう?」とモヤモヤしたことがあります。

参加する度に「自分は嫌われているのかな?」と感じ、「もしかしたら場違いなのかな?」なんて思うことすらありました。

でも、ちょうど同時期にコーチングプラットフォームの「ファウンデーションベースドコーチング・ベーシックコース」で、「コミュニケーションスタイル」について学び

「ああ、これは私の特性からくるものなのだ」と腑に落ちたのです。

コミュニケーションスタイルとは?

「コミュニケーションスタイル」は意思決定のスピードや、主張や感情表現の量などにより人を4つのスタイルに分けます。

この回ではそれぞれのタイプに分かれ、自分たちの取り扱い説明書を作ったのですが、グループによって「当たり前」が違い過ぎてびっくり!

私は「相手との調和や合意」が大切な「右下タイプ」。

このグループでは人間関係を大事にするので、自分を主張するよりも和気あいあいとした雰囲気です。

一方、「結果やスピード感」を重視する「左上タイプ」のグループでは、ゴールに向け、エネルギッシュに意見が交わされていたのが印象的。

自分のタイプのグループにいる時はとても心地よく、他のグループのお話しを聞きに行くとなんだか居心地が悪い・・・。

どのタイプの人も、自分以外のグループに入るとそんな違和感を感じていたようです。

学びからの気づき

その時気づいたのです。

相手も自分も 「みんなそれぞれの正義を生きている」のだと。

自分が当たり前だと思っていた「笑顔で声をかけたり、相手にきちんと反応する」というのは、決して他の方の当たり前ではない。

自分と同じような反応が返ってこないからと言って、相手の方が私を蔑ろにしていたわけではないのかも?と思うと、心がふっと軽くなりました。

全14回のベーシックコースでは毎回新鮮な気づきがあるのですが、「受け手の感覚と、相手の意図はまた別ものなのだ」と強く体感できたこの回は、私にとって非常に印象深い学びでした。

分かっていてもモヤモヤする時は

とはいえ分かっていても日常生活ではタイプが違う人とコミュニケーションが上手く行かず、心が荒立つ事もありますよね。

そんな時はコーチングの力を借りて思考の整理をしてみると、案外スッと前に進んでいけるかもしれません。

コーチングプラットフォームには多種多様なコーチが在籍し、講座サポートもしております。あなたにあったコーチに出会えますように。