こんにちは。コーチングプラットフォーム認定コーチの三谷千花です。
このブログがはじまった数年前、最初に選んだテーマは「家族」でした。両親に対する深い反省を抱え、自己基盤の研修などで何度か取り上げて、ようやく話せるようになった頃でした。

中学生の頃、両親、特に母親に対して暴言の数々を吐いたことを思うたび、心が痛んでいました。一方、両親のほうは「両親がこれを恨みに思っていることは100%ないと思える」と書いた通りです。両親の愛情の深さ、信頼は、私の言葉や態度で揺らぐようなものではなかったということでしょうか。あるいは、私の反抗的な態度や暴力的な発言は、学校が荒れていた時代に影響された浅薄な浮ついたもので、それを見抜かれていたのかもしれません。

両親が気にしていないことを、自分が勝手に抱えて傷ついていることに気付いたこと、これが、大きなターニングポイントだったと思います。その後、家族をテーマにした研修に何度か参加していますが、回を重ねるたび、それまでの長い深い反省はどこへいってしまったんだろう、というぐらい、家族について軽やかに考え、話せるようになりました。最近は、過去の事実は消えないのに、自分の中にあったわだかまりも後ろめたさもなくなっていることが申し訳ないぐらいで、まったく痛まない傷跡、というぐらいには認識を残して、今後の戒めにしなくては、と思うほどです。

自己基盤への取り組みで、講座や研修、そしてブログなど、自分と向き合う多くの機会をいただきながら、さまざまなテーマについて、ひとつずつ、過去や未完了を完了させていっています。私には「家族」もそのひとつでした。

コーチングプラットフォームは、自分に向き合う、自己基盤への取り組みをたくさんの方が応援してくれる場です。みなさんとこの取り組みをご一緒することを楽しみにしています。