こんにちは、コーチングプラットフォーム認定コーチの坂本忠弘(さかもとただひろ)です。

このブログのリレーの中で「自分の特性を知る」というテーマの際に、「4つのタイプ」の話が出てきています。

私は左脳派で探求重視の「根拠が大事・正確でありたい」タイプです。同じ左脳派でも即断重視で「結果が大事・判断したい」人とは、”ちょっと待って、もっと丁寧に”と、合いません。右脳派で好奇心先行の「楽しさが大事・影響したい」人とは、”なんとかなるわけないだろう、納得感が大事”と、合いません。

人には例えば上記のようなタイプがあると知る前は、相手や周りは、なぜ自分と同じように考えたり感じたりしないのかと、かなり強く思っていました。もう少し正直に言うと、自分が思うほど同意が得られず異なる反応があると、過度に否定的に受けとめ、なにか責められているように感じることもままありました。

いまは、自分の特性と他者の特性の違いがあることを知り、自分のことをおちついて受け入れられるようになってきています。

違うタイプの相手とやりとりするときは、相変わらず、”なんでそうなんだ””これがわからないのか”という相手を責めようとする声が心の中で出てきてザワザワとします。しかし、いまは、それが自分なんだから心の声を無理に抑え込もうとしても仕方がないなと、客観的に感じとれる自分もいます。そして、相手も自分も大切にする姿勢や言葉を見つけ出すとしたらと、同時にそう考えるようになった自分もいます。

自分自身が少し変われたのは、受けとめてもらえる体験をしたことが大きかったと思います。

コーチとのセッションにおいて、判断を差し挟まず傾聴してもらい、異なる観点から視点を変える問いをときに交えながら、自分がいま大切にしていることや、これからどうなりたいか、未来志向での自分との対話を実現してもらっています。

その中で、自分自身を受け入れることが、段々とうまくなってきていると感じます。

コーチとの時間を思い出すと、相手や周りはどうだということより(まだそこに目が行くことはままありますが)、自分ができることはなんだろうと思えたりします。そうすると不思議なもので、相手や周りが変わっていくということを体験するようになりました。

誰にでもあり誰もが持つ「セルフイメージ」が関係する面もあると思います。

いい人と見られたいとか、最近の私では”よい影響を与える人と見られたい”ですが、”保ちたい自分のイメージ”というものをどう取り扱っていくか、一人では立ち向かえないなと思います。

繰り返し丁寧に、マイコーチにはそれを取りあげてもらっています。そして直近のセッションでの視点を変える問い、「例えば『坂本さんって、いるのかいないのかわからない、空気のような存在ですね』と言われたら、どうですか?」。う~んと、色々と考えているところです。

前回8月のブログから今回までの間に、私もパーソナルコーチのクライアントを迎えました。会社経営に携わられる方です。自分自身が学んでいることやマイコーチとの貴重な時間を心に刻みながら、更に自己基盤を整えて、自然体で誰かの役に立てるようになれればと思います。