こんにちは。コーチングプラットフォーム認定コーチ松岡直美です。
ブログを開いてくださってありがとうございます。
パーソナルコーチや研修でサポートするコーチとしての活動と音楽講師、演奏活動をしています。
そんな私が女声アンサンブルをする中で感じたこととコーチングプラットフォームでのアシスタントしているときに、気づいたことがあります。
アンサンブルでの化学変化
私の所属するグループは一人ひとりがソロで活動する実力があるグループです。でも一人ひとりが歌えることと全体としてハーモニーがよいことは別物です。
一人ひとりが自分の声を聴かせようとがんばってもうまくいかないのです。
まず第1段階
初歩レベルでハモろうとすると
ほかのメロディにつられそうになって
よくやるのが
ほかのメロディを遮断して(耳を塞いで)
自分のメロディだけを歌うこと。
私も学生時代はつられるので、必死で自分の声だけ聴いて歌ってたことがあります。
第1段階をクリアするためには
まず自分自身の歌に必死にならなくて済むように
自分のパートを練習すること。
自分が音を追いかけている状態ではなく
余裕持って歌えること。
第2段階は、人の声をよく聴いて合わせること。合わせるものは音程もリズムも息も色々あります。よく「聴く」ことをしないと合わせることは難しいです。一人ひとりの実力があっても、自分だけ声を張り上げてもうまくはいきません。
私が所属するアンサンブルは12人。同じパート同士で合わせる、全体の中で合わせる練習をしていきます。お互いを補いあいつつ。
第3段階は全体をイメージして表現すること。歌う曲全体がどんな構成か和音やフレーズ、言葉を共通に理解して、それを表現していく。そしてお互いが信頼し合ってつながっていること。
そこまでいくと、1+1は2ではなく無限大の可能性が広がって音の化学変化が起きます。

コーチングのサポートで感じたこと
コーチングプラットフォームの講座でアシスタントをするようになって5年ほど経ちますが、はじめてアシスタントをしたときは、歌でいうところの「耳を塞いで、自分の声しか聞かない状態」
お恥ずかしい話ですが、「アシスタントとしてちゃんとやらきゃ!」の意識で自分にベクトルが向いて、講座で受講する方からどう見えてるか?ばかり考えていたように思います。
一生懸命やってるけど、隣の人の声は聴いてなくて、ハモろうともしてないのと同じ。
アシスタントとして上手くできない自分自身の中でぐるぐるしていました。
それを何度も経験させてもらいながら、何をやっていけばいいのか?予測がつくようになったり周りを見る余裕もでてきて、やっとほかのアシスタントコーチがやっていることや受講される方の細かな様子もキャッチするようになってきました。
一回ごとの講座だけでなく、何度もファウンデーションのワークショップに参加したり、アシスタントトレーニングを受けて、全体がイメージできるようにもなってきました。
周りの人の力にも頼りながら、チーム全体でやることでの化学変化を感じています。そして、アシスタントも受講される方と共に学び合うこともできて相乗効果で学びが深まります。
ファウンデーションの学び
自分自身にベクトルが向いてしまう、どう見られるか?評価ばかり気にする私でしたが、コーチングプラットフォームでファウンデーションについて学んだことがキッカケで、音楽も仕事も家族との場面でも自分らしく過ごせるようになってきました。
「エゴとプライドを脇に置く」という言葉もアシスタントトレーニングで知りました。
仕事でいい成果を出すためには、一人ひとりがスタンドプレーするのではなく横のつながりが持てること。言葉では簡単ですが、まずは自分自身のことを知ることから、始まります。
私のKikkakeがお読みいただいたあなたの小さなKikkakeでもありますように。