自己信頼を取り戻すの中の“取り戻す”という表現の尊さ

みなさん、こんにちは。

コーチングプラットフォーム認定コーチの山田 真伸(やまだ まさのぶ)です。

今回はファウンデーション(自己基盤)の中の、「自己信頼を取り戻す」に関して、私の体験談を織り交ぜながら言語化いたします。

「自己信頼を取り戻す」

私は、このフレーズが好きで、なぜかというと、“取り戻す”と言った表現が、自己信頼を新たに見つけるとかそういうものではなくて、

どちらかと言うと、自己信頼自体がもともと人にはあるという前提で、使われているからです。

コーチングを学び始めてから、また、ファウンデーションを学び始めてから、自分がどんな言葉を使うかはとても大切だと思っていることも要因の一つです。

その中で、この「自己信頼を取り戻す」という、“取り戻す”という言葉が、それ自体が自己信頼そのものに繋がるのではないかと考えています。


自分の基準を考えながら、自己信頼を取り戻す

自己信頼を取り戻す中で、ファウンデーションベースドコーチング®︎の講座の中では、ファウンデーションコース応用の段階で、基準という概念で深く学んでいきます。

ファウンデーションベースドコーチング®︎のファウンデーションコース応用のプログラムはこちら↓

https://coachingplatform.main.jp/curriculum_basic/

ここからは、私の基準に対する体験談を紹介させていただければと思います。

ちなみに、一般的に基準と言うと、”物事の基礎となるよりどころ。また、満たさねばならない一定の要件”というような意味があります。(goo辞書より

私が捉えているファウンデーションの中での基準の意味としては、一歩、自分が次のステージにいくために必要なことだと考えています。

私が、2017年に講座を受けた時に、基準として取り組んだのが、自分との小さな約束を守ることからでした。

私は、その時期は、お酒を止め始めた時で、そんな話を先輩コーチにしたところ、

「山田さん、それは、山田さんにとって基準を上げることに繋がっているように見えます。」と言われ、

「えっ?!そうなんですか?!お酒を止めることが、そんな基準を上げるという、格好いい感じになるの?」

と思いました。


お酒をやめることが基準を上げることに繋がった?!

ちなみに、当時私がお酒を止めた理由は、

一つが、管理職になるタイミングでお酒の付き合いが増え、二日酔いが増えると仕事でのパフォーマンスが落ちるから。

という、表向きの理由と、

もう一つが、私の妻が、私の二日酔いの姿を見ることが好きでないということと、

長男に「将来、お父さんとお酒飲もうな!」と誘ったら、首を軽くひねりながら、

「いやぁ、ちょっと、その、二日酔いの感じが。。。」と言われたことに対するショックからでした。

これが、裏の本当の理由です(笑)。

そして、2017年の4月からお酒を止めることができ、

仕事で次の日に二日酔いでパフォーマンスが落ちることもなくなり、夜に家族との時間も増え、魔の金曜日の飲み会の後の二日酔いから来る、土日に子育てのパフォーマンスが落ちることもなくなり、

「おっ、いいじゃん!おれ!やれるじゃん!」

と自己信頼を取り戻し、高まってきたことを今でも覚えています。

つまり、私は、このことから、自分で決めた約束を守ることは、自己肯定感も上がり、

そして、私の場合であれば、仕事でのパフォーマンス、そして家族との関係もさらに良くなるという、周囲にも影響を及ぼすことを体験できました。


“誠実である”というあり方を定めることによって気がついたこと

お酒を止める。私は上手く行きましたが、言葉の使い方は難しくて、止めるとかしないとか、何か否定的な言葉を使ってしまうと、

例えば、それを自分で守れなかった時に、自分で自分を責めてしまうことに繋がるんですよね。

○○しない、という言葉を、○○するとか、○○であると言う言葉に変換することが大切になってくるので、

私は、現在では、私の基準の一つとして、

「誠実である」

というあり方も一緒に定めています。

基準を考えていく時に、あり方を定めることは大切で、その「誠実である」を定めた時に、私の、お酒をやめるも、実はこの中に含まれていることに気がつきました。

それは、私の中の誠実である事の要因として、仕事でのパフォーマンスを高くしたい、家族と良い時間を過ごしたい、があり、私はそのために、やり方として、お酒を止めるということを選択したのだなと感じました。

その中で、自分の基準を考えていく時には、まずは、何かできそうな自分との小さい約束事を守りながら、

そこで少しずつ自分への信頼を取り戻して高めつつ、徐々に、自分の基準と共にあり方を定めていくことにより、さらに世界観が変わり、自分が向かいたい方向にいくのではと考えています。


ファウンデーションを学ぶことは、人生を豊かにするツールの一つ

ファウンデーションの中の、「自己信頼を取り戻す」ことに関して、基準にフォーカスを当てて、私自身が体験したことを言語化させていただきましたが、お読みいただき、どんな感想をお持ちになったでしょうか?

ファウンデーションを学び始めると、一つ一つの項目に、一喜一憂したくなりますが、学び始めの頃に、先輩コーチから、

「何回も何回も学んで、段々見えてくるようになるけど、それでも見えない時が多いけどね。」

とシェアしてもらい、果てしない感じがしましたが、最近は、その言葉の意味がようやく理解できるようになってきて、

「あぁ、この感じかぁ。そして、まさしく螺旋階段を登るように、同じ景色を見ているようで、実は段を登っているから、俯瞰して景色を見えるようになるんだなぁ。」

と、思えるようになってきました。

私自身、ファウンデーションを学ぶことを目的としないで、自分の人生を豊かにして、生きやすくなるための、手段の一つ、最近は、ファウンデーションのことをあくまでも、ツールの一つとして捉えるようになっています。

コーチング自体も同じだと思っています。

きっと、世の中には、ファウンデーションという表現ではなく、自分と向き合う方法は、たくさんあるのだと思います。なので、その手段は人それぞれ、自分に合ったものを選ぶので良いかと思っています。

講座の中では、7つのステップを踏みながら、気づき→向き合う→取り組むというシンプルなことに繰り返し、自己理解→自己受容→自己信頼と確実にステップアップして行きます。

そして、このファウンデーションは、多様性のある受講生、コーチ陣の中で学ぶことが、本当に大切になってきます。その違いの中で、自分が何者か分かってくる、そんなイメージです。


おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

何か、今回の「ファウンデーションを学んで感じていること」この内容が皆さんがコーチングやファウンデーション(自己基盤)を学ぶKikkakeになれば嬉しいです!!

自分らしい豊かな人生を過ごせるようになってくるファウンデーション(自己基盤)を学ぶ手段として、コーチングプラットフォームのファウンデーションベースドコーチング®︎の講座で学ぶこと、とってもおススメです。

講座は講師が全体に向けてレクチャーし、全体での学びを深める時間と、小グループに分かれて双方向での活発な意見交換を行い、学びを深める時間があります。

その際に各グループに1人以上のアシスタントが参加することで、質の高い学びを提供しています。

ぜひ、一緒に学びましょう!

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