こんにちは。

コーチングプラットフォーム認定コーチの杉嶋奈津子(松本亜樹子)です。

コーチングプラットフォームでは、ファウンデーションベースドコーチング(略してFBC)というコーチングを学ぶプログラムを提供し、今はオンラインで毎月2~4回の講座を開催しています。現在開講中なのは、第16期、第17期、そして7月16日には第18期がスタートします!

この講座の特徴のひとつは「ファウンデーション」=「自己基盤」と、「コーチング」の両方がバランスよく学べること。HPには「プロコーチが10年以上様々な組織で実施して来た実践的、効果的、かつICF(国際コーチング連盟)の倫理規定およびコアコンピテンシー(基本となる能力、知識、スキル、行動の組み合わせ)に沿った プログラムです。 本プログラムは、ICF(国際コーチング連盟)により、「コーチトレーニング認定時間(ACSTH)」として認定されています。」と掲載されています。

では、その講座はどのように行われていくのでしょう。

今日は、オンライン講座開催の裏側をご紹介したいと思います!

まず、講座には運営チームと呼ばれる「講師(ファシリテーター)、サブ講師(コファシリテーター)、Zoomホスト、スーパーバイザー(SV)」がいて、毎回担当者の組み合わせが違います。その回の担当運営チームになったメンバーは、講座開催の約1カ月前から準備をはじめ、何度かミーティングも行います。そのうえで、講座の資料や、その日に使うタイムスケジュール、講師が使う投影用のパワーポイント、また講座の案内用のパワーポイント、その日までのスケジュールを管理するガントチャート、そして、ブレイクアウトの組み合わせ表など、それぞれの担当者が作成し、必要に応じて相互チェックを行います。

同時に、その日の講座にアシスタントとして参加できる人を集うアナウンスを流し、アシスタントメンバーを決定していきます。講座の少し前には、その日に参加できる受講者の方の決定が行われ、そこでアシスタントを合わせて、ブレイクアウトルームの組み合わせを決めていきます。何回かのチェックの後、最終決定版の組み合わせ表を作り、それを講座投影用のパワーポイントに反映させたりする作業も発生します。

ホストとスーパーバイザーは、それぞれの役割分担を行い、当日はどの時間にどちらが何の役割を行うかを事前に話し合っておきます。

私はアシスタントとして参加したり、時々、コファシリテーターと呼ばれるサブ講師で参加したりすることがあるので、その役割によって、準備が変わってきますが、いずれもなかなかの作業です。特に私は自慢じゃないけどとてもおっちょこちょいで、ヌケモレが多いので、綿密な作業を伴うコファシリテーター担当の時には、神経を使います(どれだけ使っても、なぜか必ずヌケモレはするのですが…汗)

そして、講座の当日には、朝8時にその日に参加するアシスタントメンバー全員がZoomのお部屋に集合し、事前ミーティングを行います。最初のグループである「コミグル(コミュニケーショングループ)」のメンバーに分かれ「今日一日何を目標としてすごすか」という話をし、それを意識して一日を過ごします。たとえば、「受講生の皆さんが快適に過ごせるため、こんなことを意識してすごします」「受講生さんが学びをたくさん得られるため、自分の体験をたくさん提供します」「受講生の皆さんが楽しく、そして安心安全な場を作るため、守秘義務を順守し、傾聴に努めます」など、など。

そして、講座がスタートします。

講座がスタートしたら、ブレイクアウトの時が、アシスタントの出番です。受講生の皆さんができるだけたくさん、遠慮なく話していただけるような雰囲気を作ります。

そして、講座中も、Slackを使ってのやり取りも行われています。「○○○さん、回線が良くなくて落ちてしまわれたようです」「了解。戻られたらこちらに入っていただきます」「○○○さん、戻られました」「よかったですー」などです。

そして、講座が終了した後は、受講生の皆さんとのオンライン懇親会を挟んで、振り返りのミーティングが行われます。

自分が一日意識して過ごしてきたことに対して、今日はどんな一日だったか? をバディと話し、自分の振り返りを行います。

終了するのは、18時を軽く上回ることが多いです。(これでも早くなったほうです笑)

こんな風に、講座は行われています。

事前の準備はなかなか大変なのですが、でも、受講生の皆さんやアシスタントの仲間たちと過ごす一日はあっという間で、「ああ、楽しかった!! また次回も参加したい!」と思ってしまうのが不思議なところ。受講生の皆さんもそうでありますようにと心から願ってやみません。

今度、講座を体験されることがあったら、こんな舞台裏のことも、ちょっと思い出してみて楽しんでもらえたら嬉しいです。