こんにちは。コーチングプラットフォーム認定コーチ松岡直美です。

コーチングプラットフォームで学ぶまでコーチングのコの字も知らなかったので、毎回知らないことばかりでついていくのに必死でした。

周りはちゃんと理解してそう~どうしよう・・と焦って落ち込んで、どうしてここに学びにきてしまったんだろう?という後悔で土日の2日間の講座のあとは、よれよれで新幹線に乗る日々でした。

フィードバックって?

コーチングスキルとして、承認・傾聴・質問そしてフィードバックを学びました。この中の「フィードバック」が私にとっては、できれば言ってほしくない、きつい存在でした。

フィードバックは、大砲で飛ばした砲弾の着弾点が本来の目的地点からどのくらいずれているかを射手に示すことからきているといわれています。目的地点に右に10メートルずれてますよ、あと5メートル遠くにありますよ・・などと伝えると、大砲の向きを調整したりできるからです。

コーチングでの「フィードバック」は事実を伝えることとそこから自分自身がどう感じたかを伝えます。

私がきついと感じてたのは、「人が自分のことをどうみているか?」が聞きたくなかったからです。別の言い方をすると、自分はこう見られていたいという自分のイメージがあって、それと違うことを人に言われると自分にがっかりするから、フィードバックを受け取りたくなかったのです。

今も忘れないフィードバック

5年前に私が1年コーチングを学んでプラットフォームの認定コーチとなったけど、まだまだコーチと名乗るには自信もなかったころ。(今自信あるってわけではありませんが(笑))

東京へICF国際コーチング連盟の資格がとれるレベルになるための講座へいきました。それは少人数で3人のあこがれの講師から学べるという内容で、何も考えずに申し込みをしてしまいました。

申し込んでみると、ぴよぴよひよこレベルの私に比べて、一緒に学ぶ皆さま、長くされてる方も多くて、おじけづき、

「私なんか、この場所にふさわしくない」「私なんかが申し込んでしまって」と何度となく口走っていたようです。

それを聞いた講師が「今、私なんか・・という言葉を何度も繰り返しましたね。せっかくこの場に来たのにすごく人と比べているように感じます。」と言われました。

私の発した言葉「私なんか」を事実としてひろって、私にフィードバックしてくださいました。

そのあと、「コーチングを長く学んでるとか、経験が浅いとかそういうのは関係ありません。今あなたが東京まできて、学ぼうとしていることって私はすばらしいと思いますよ。」

そんな承認もあり、つつつ~っと涙があふれたのでした。

以来「私なんか」を言葉にするのは封印しようと決意しました。(つい思っちゃうときもありますけど)

痛いフィードバックも受け止める

そのあともいろんな先輩コーチは仲間から、たくさんフィードバックしてもらいました

刺さりすぎて、苦しんだことも多々!どんだけ涙を流したか・・。

フィードバックはその人がそう感じただけのものなので、全部受け入れなくてもいいし、受け取るかどうかは自分で選べる。そう思って気楽に受け止めています。

その言葉をかけてもらうことで、自分がどう見えているか気づくこともでき、成長につながっていると感じています。