こんにちは。コーチングプラットフォーム認定コーチの
年名佐葉子(としなさよこ)です。
2022年も1か月が過ぎ、節分ですね。
節分行事も、地方によっていろいろ違いがあるようです。
コーチングプラットフォームの仲間たちも、全国から
集まっていて、地方の特色を話題になって、盛り上がったり
するんですよ。
さて、今日のトピックは、ニーズ。
私は、ファウンデーション(自己基盤)を学びだした当初、
この言葉が、ものすごく気になっていました。
講座にて、ニーズの説明を受けて私なりに
アタマで理解したのは、
・他者の反応が必要となるもの
・反応が、自分の期待しているものと異なる場合
心が渇いてしまい、「もっと、もっと」と
求めてしまうもの
と、いうことでした。
ピンと、私の中で”承認欲求”という言葉が
浮かびました。
「これもニーズの一種なのだ」と。
次に、頭の中では、周りの人に対して
「ねえねえ、私のことを認めてちょうだい!」
と、訴えかけている自分の姿が映像として
アタマの中を駆け巡りました。
そのイメージについて、私は受け入れられずに
いました。自分が見られたい姿(これもニーズ
ですね。)から、かけ離れていたのです。
「こりゃ、あかん!ニーズをなんとか
食い止めなければ!」
と、肩に力が入ってしまいました。
そして、
「ニーズは、持ってはいけない。」
「無かったことにしなければ!」
「よしんば、持っていても、隠さなければ!」
と、勝手に思い込んで、その場は納めてしまいました。
別の日、講座の中でのエクササイズでグループに
分かれて、アシスタントコーチやお仲間から、
「それはニーズではないかと、私は思います」
と、フィードバックをいただきました。
私は、ニーズを隠している”つもり”でその場に
居たのに、しっかり見えていたわけです。
持ってはいけないものなのに(笑)
私の狼狽ぶりを察知したアシスタントコーチから
「ニーズってさ、持っていることを認めても
いいんじゃないかと私は思うよ。」
「隠すより、認めて、それを満たす
ことをやってみたら?」
と、言われました。
「ニーズって、持ってもいいんだ!
満たすことにエネルギーを注げばいいんだ!」
目からウロコが落ちる気持ちでした。
それ以降、私の中でニーズがムクムクと
湧きあがると、ますは、それを認めることに
しています。
「あっ!ニーズちゃん、居るよね!
どうしたら、あなたが穏やかになるかな?」
と、自分の友人のごとく付き合っています。
そして、心を許せる人(私の場合は家族)に
「いま、ものすごく承認欲求があるんだけれど、
私の行動を褒めてくれない?」
と、お願いして、満たすようにしています。
ニーズを満たしてくれる人が傍に居ない場合は、
鏡に向かって、自分を褒めることをしています。
ニーズを認めて、満たすことを意識しはじめてから、
ふっと、肩のチカラが抜けていくようになりました。
そして、周りの人が、何と評価しようと、自分の
大切にしたいモノゴトが、見えてくるようになったと
思います。
コーチングプラットフォームでは、レクチャーと
エクササイズとシェアで、実際体験して、得た知識が
定着しやすくなっています。
私の体験のように、知識を得た場では、モヤモヤして
いたことも、別のタイミングで、気づいて合点がいくような
きっかけ(kikkake)が、散りばめられています。
一緒に学んでみませんか?