こんにちは。コーチングプラットフォーム認定コーチの髙本 由美子(たかもとゆみこ)です。

私は2018年春に認定コーチになってから今までずっと、アシスタントコーチとして講座に参加させていただいています。このアシスタントコーチという存在が受講生の方や私たちアシスタントコーチの双方にとってとても魅力的に感じる仕組みなので、今日はそれについてお話させていただきます。

アシスタントコーチって何のこと?と思いますよね。私も自分が受講して初めて講座にそういう存在がいるんだと知りました。私は今まで多くのビジネス系の研修に参加してきたのですが、多くの研修は講師1名のみ、もしくは講師+アシスタント1~2名が研修を行うものがほとんどでした。コーチングプラットフォームのファンデーションベースドコーチングコースでは、これが違います。講師1~2名とアシスタントが参加者の半分程度の人数(多い時には15~20名ぐらい)が講座を運営しています。

えっ、何でそんなにいるの?という声が聞こえてきそうですが、受講してすぐにその意味がわかりました。ファンデーションベースドコーチングコースはファンデーション(自己基盤)を扱うので、ただテキストを理解するのではなく、実際にどう感じるか、自分の中でどんな変化が起きているかなど体験をすることが大切になってきます。

私の場合になりますが、ファンデーション(自己基盤)という言葉に触れるのも初めてでしたし、モヤモヤしたり自分のブラックな感情が出てきたりして、それをどう扱ったらいいのかなと思うことがありました。そんな時にサポートしてくれたのがアシスタントコーチの存在です。講座の中では少人数でグループディスカッションすることも多いのですが、各グループには必ずアシスタントコーチが入り、そんな私たちの気持ちに寄り添ってくれます。アシスタントコーチが受講生の時に体験したことを話してくれたり、私たちの話に真剣に耳を傾けてくれたりしてくれるので、自然と自分の気持ちを素直にだせるようになっていました。

受講生の時に驚いたのはサポート人数だけでなく、アシスタントコーチは自主的にボランティアで参加しているということ。えー、仕事でもないのに何で??と最初は思っていましたが、多くのアシスタントコーチと話していくうちに、参加者のために何かしたい、一緒に学ぶことで自分たちも一緒に成長したいと思っていることがわかり、さらに講座が楽しくなり、いつのまにか自分も早くアシスタントコーチになってサポートする側になりたい!と思うようになっていました。

そして今、私はアシスタントコーチとして講座運営に関わっていますが、受講生として参加していた時とは違う気持ちで講座に参加しています。ファンデーション(自己基盤)は、はい、講座で学んだしこれで完了!ということはなく、講座を修了しても自分自身の成長のためには一生取り組んでいくものだと私自身は感じています。なので、初めてファンデーション(自己基盤)に悩みながら取り組んでいる参加者の皆さんを見て、少し前の自分を思い出し自分の体験をお伝えすることで、少しでも納得して前に進んでほしいなという気持ちで参加しています。そうです、仕事でもないのに、自ら参加したいと思ってアシスタントコーチとして参加しています(笑)

最後に、改めてアシスタントコーチの存在についてみなさんにお伝えしたいことを整理すると、一言で伝えるのは難しいのですが、受講生の方にとっては、自分より少し先にファンデーション(自己基盤)に取り組んだ様々な体験を持った先輩達に応援してもらい、より講座を自分らしく受講できることかなと思っています。そしてアシスタントコーチ側としては、コーチになった後もファンデーション(自己基盤)を鍛え続ける場所として、自分たちが選んだ安心安全なコミュニティで成長できる機会があるということだと思います。実はコーチになった後も継続的に関われる場所って多くはないんですね。

今、ファンデーション(自己基盤)を学んでみたいなあと思っているあなたが、数年先には私と同じようにアシスタントコーチとしてこのコミュニティに携わっているかもしれません。どんな方が仲間になってくれるのかなとワクワクしながら皆さんをお待ちしています!