私がコーチングを学ぶきっかけになったのは、10年以上コーチとして活動している妻に勧められたからでした。

数年前にも「試しに受けてみれば?」と言われていたのですが、当時の私は「そんなものは必要ない。自分のことは自分自身がよくわかっている!」と頑なに拒んでいました。
しかしその反面、私のすぐ隣でコーチングを学び「もう大変。頭がテンパってる!」といいながらも嬉々としている妻を不思議に感じていました。

 私の中で変化が起きたのは一昨年の初めに、転職をしようかどうしようかを迷っている時でした。他人にも相談ができず悩んでいる時に見透かされたように「コーチングっていっぱい話を聞いてもらえるし、見えなかったものが見えてくるよ。」と言われ、紹介されたコーチの方とセッションして頂いたところ、自分自身でも気が付かなかった事が分かったり、転職する事に対する不安が軽減したり、何か今まで思っていた“お悩み解決”や“カウンセリング”とは違った感覚を覚えました。その何かモヤモヤっとしていた時にコーチングプラットフォームのファウンデーションベースドコーチング15期の募集があり「コーチングとはいったいどういうものなんだろう?」と思い受講する事に決めました。

 毎月の受講や宿題セッションを重ねていくうちに、私の中で大きな変化が起きました。
それは「他人に弱さをみせても大丈夫なんだ。」と思えることでした。

それまでの私は「絶対に弱音は吐かない。泣き言は言わない。」と自分に言い聞かせていましたし、そういう弱さを見せる人を受け入れませんでした。でも、とある宿題セッションの時にコーチ役の方が「私はポンコツの自分を受け入れ自分自身を認めてあげている。」と言った時、そういう“強さ”も存在するのだと気づかされました。それから徐々にではありますが、自分自身を尊重し他人も尊重する事ができるようになってきました。そしてコーチの皆さんや同期の仲間とセッションを繰り返していくうちに、転職する事やその先の生き方に対する指針が見えたり、周りの人間への接し方が優しくできるようになったと思います。

 ある日の講座の後の懇親会の時に、コーチングプラットフォーム代表理事の寺田コーチとご一緒させて頂いたことがあり、

そこで私が
「もっと早くコーチングに出会っていれば今の職場にも生かせたし、私の人生も変わっていたのでは?」と聞いたところ

寺田コーチは
「今が杉嶋さんがコーチングに出会うべきタイミングだったんですよ。この先の杉嶋さんの生き方が素晴らしいものになりますように。」と温かい言葉をかけてもらいました。

そこからの私はドンドン加速するように変化していきました。
コーチングの勉強会にも積極的に参加して人との繋がりを拡げたり、新しくコーチングを学び始める方々のサポートとして、講座のアシスタントをさせて頂いています。

仕事の面では、若い頃に目指していた料理の世界に舞い戻り、
「美味しい料理を提供して人々を笑顔にする」こと
それが私の生きる道なんだと日々実感しています。


55歳のおじさんでも、変わりたいと願えばその時が変われる時なんです。

”自分も変わりたい”   ”やりたいことがあるけど勇気が・・・”
と思い悩んでる貴方に、私たちがそっと背中を押してあげる
kikkakeになれたらいいなと思っています。