ごきげんよう
コーチングプラットフォーム認定コーチ松本美和です。
私たちは、普段、たくさんのコミュニティに属しています。
実は、自身の成長は、あなたが所属しているコミュニティに
多大な影響を受けていることをご存知でしたか？
今日は、私自身のかつてのコミュニティをお伝えしながら、
この記事をお読みくださっているあなたが 今、無意識に自分自身を置いている環境やコミュニティを振り返り、今後に生かしていただくヒントになれば幸いです。
ではコミュニティとは何でしょうか？
調べてみると以下のように出てきました
コミュニティは、共通の興味、目的、または特定の地理的な場所に基づいて結集した人々の集まりです。地域コミュニティ、学術コミュニティ、オンラインコミュニティなど、さまざまな形があります。
なるほど、私たちは、日常生活を送る中において、たくさんのコミュニティに所属しています。
一番最小単位は家族ですが、それ以外にも、ご近所のコミュニティ、幼染み、同級生、サークル仲間と言った友達仲間。
また、仕事においてはプロジェクトのメンバー、上司部下、仲間、
趣味の仲間、飲み友達とか、お子さんがいらっしゃるなら学校でのPTA関係やママ友なんかもあると思います。
私自身も、過去のコミュニティを振り返って、幸せな気持ちになれたり、現在まで長く続いているコミュニティがあるかと思えば、苦い思い出と後悔で、できれば葬りたいコミュニティとさまざまです。
コミュニティについて学んでみた時、私自身の成長は、実はその時々のコミュニティによって大きく左右されていたことに気づきました。そう考えると、今現在のコミュニティ、そして未来のコミュニティは自分でしっかりと選択していく必要があると思えてきました。
今日はそのお話をしてみたいと思います。
～過去の苦いコミュニティ～
私はピアノの先生をしています。
ただ、もともとは看護師だったこともあり、音大出身の先生とのギャップをなんとか埋めたいと、かつてたくさんのセミナーに参加したり、ピアノの先生のコミュニティに所属したことがありました。
あの時の私は、自分と音大卒の先生たちとの差をどうにかして埋めたくて必死でした。虚勢を張ったり、背伸びをしたり・・・。ある意味自分を偽りながら、それを悟られないよう、細心の注意を払いながら付き合っていました。
疲れていました。劣等感にもさいなまれていたと思います。
一緒にいて楽しいなんて感じたことは一度もありませんでした。
ただ、自分がこれからピアノの先生を続けていくには、居心地が悪かろうが何だろうが、その場に身を置くことで同じ人に見られたい。その方法しかないと、あの時の私は信じていました。
なんとか平均値に自分を持っていきたくて、いつも周りの先生と比較をし、自分の立ち位置を常に気にして、自分よりレベルが上の先生には敬意を払い、たまに会う自分と同じレベルの先生を見つけると少しホッとしていました。
セミナーにも毎週のように出かけていました。
ほかの先生と同じだと思われたくて、これ以上遅れを取らないようにと思って参加していました。
「ちゃんと学んでいる人に思われたい」という目的で、セミナーに参加していたので、学びそのものは全く頭に入っては来ませんでした。当然です（汗）。
今思うと、あの時は、お金も自信も無くしてしまっていた、私にとって残念なコミュニティでした。
～現在のコミュニティ～
そんな中、私はコーチングに出逢います。
そこには、企業にお勤めの方、会社を経営している方など、私がそれまですれ違ったことのなかった異業種の方がたくさんおられました。
カルチャーショックでした。
使っていた言語も違うし、話の内容に入っていけないところも多々ありました。ただ不思議と不快ではありませんでした。
その理由は
今、そもそもどんな仕事をしていてどのくらいのポジションにいるとか、収入はいくらくらいかとか、そんな世間話的なことより
みんなの関心事は、
「なぜ、コーチングを学ぼうと思ったのか？」
「学ぶことで、何を手に入れたいのか？」
だったからでした。
そこに集っていたのは、自分は上か下かといういわゆる敵ではなく
「これから何をやっていけばいいのか？」
を見つめるうえでの、仲間でした。
みんなが応援団と言っても過言ではないかもしれません。
少なくともあの時の私はそう感じました。
そしてその出会いから11年が経とうとしています。
私はこのコミュニティのおかげで、自分で言うのもなんですが
大きく成長することができました。
自分にとって良いコミュニティとは、自分自身が成長できるだけでなく、相手に貢献する喜びも感じることができるものだと思います。
誰と出逢うかで、人の幸せが決まると言っても過言ではありません。
お互いが相手を必要とし、支え合いながら共通の目標に向かって協力することができたらどんなに幸せなことでしょう。
コミュニティは自分で選ぶことができます。
どんなコミュニティに属せたらあなたは幸せですか？
私たちと、コーチングプラットフォームで 一緒に学んでみませんか？
あなたの未来を応援しております
良き出逢いを・・・・
