こんにちは。コーチングプラットフォーム認定コーチの古賀詩乃です。

~コーチングを学ぶと子育てが変わる

私は3人の子育てをしている最中にコーチングを学んで本当に良かったと思っています。

コーチングを学んでいくと、目からウロコがバラバラと落ちて私の子育てが生き生きと楽しく180°変わったからです。

なにがそこまで変わったのかというと、子どもと関わる中での私の物事の捉え方が大きく変わりました。

例えば、コーチングを学ぶ前までの子育ての様子を思い出して書いてみると、

子どもが出来ていない所や、ダメな所を口うるさく注意してやり直させたり、私が子ども達の明日の学校の準備などの確認をして、指示命令をすることがとても多くありました。

「早くお風呂に入りなさい」とか、

「宿題はやったの?」とか、

私が一から十までを細かく質問し、

「聞いてる?」、

「言ったよね?」、

「分かってるよね?」などと確認して指示命令をするので、

子ども達も口うるさいママの質問に応えるのにうんざりとしていて、お互いにイライラして疲れるような関わり方をしていました。

ところが、コーチングプラットフォームのファウンデーションベースドコーチンコーチングに出会い、そんな毎日が大きく変わりました。

コーチングは、悪いところ探しをして注意していくのではなく、目的論で上手くいっている所を指摘しながら、出来ている所をどんどん増やしていく関わり方をします。

そもそも口うるさく、くどくどと注意するやり方とは、まったく異なる考え方で人の成長を育むのです。

~親と子で対等な関係を築く

更に、人間関係の築き方についても学びます。

コーチングでは、「コーチとクライアントは対等」という考え方があり、コーチが偉い訳でも、クライアントが偉い訳でもありません。

「対等な関係ってどういう関係なんだろう?」という事を私は深く考え始めました。

そこで気づいたことは、子育ては、親である私が王様になって威張るのではなく、子どもが自立して行動できるようにサポートすることが私の役割だということです。

役割としては、親と子ですが、人間としては対等です。命の重さは同じとでも言いましょうか、お互いに対等に意見を交わし合う関係です。

それは、これまでの自然に身に着けた私の子育ての認識を大きく変えるものでした。

物事の捉え方の枠組みを変えることを、専門用語でリフレーミングと言いますが、新しくコーチングを学んで、まさに子育てに関するリフレーミングをした瞬間でした。

「子どもに対し、王様のように威張るのではなく、反対にへり下るのでもなく、望む未来に向けて対等に意見を交わせる親子の関係はどんな関係だろうか?」

私は自分にコーチを付けて、じっくりと考え望む未来を思い描き、時間をかけて私の言動を変えていきました。

~口うるさく注意するのではなく自立を促す

親の影響はとても大きく、自然に子ども達も大きく変わりました。

これまでは、口うるさく言ってもやらない、もっと口うるさく言ったらイヤイヤ動いていた子ども達が、コーチングを学び私が関わり方を変えると、自分から進んで行動するように変わったのです。

私の子育ては、自分で考えて行動する自立した成長を促す関わりへと変化しました。

更に幸せなことに、お互いの間に、笑顔が増えたこと、食事をするときは、のどに詰まらせそうになるほど爆笑することが増えたことです。

「ああ、そうか。」そこで分かったことが、いくつかありました。

親の私の役割は、口うるさく注意するのではなく、子どもが自分で出来るように応援すること。

そして、もしも、子どもが相談してくれたなら、一緒にもっと上手くいく方法を双方向に話し合いながら考えて見つけていくこと。

それが、コーチングを使った子育てで分かったことでした。

私の関わり方が変わると、子ども達は、自由に自分の上手いやり方を見つけて日々の生活を意欲的に自立して送るように変化していきました。

いつでも上手くいくわけではありませんが、それでも、私が口を酸っぱくして言っても動かなかった子ども達とは見違えるほどイキイキと伸びやかに成長しています。

~コーチングで生きる力を育む

勉強でも生活習慣でも、子どもが自分で考えて、自分なりのやりやすいやり方を見つけて行動していくと無理が無いので長く続きます。本人が自分で出来るやり方を一緒に探していくのがコーチの役割です。私たち親も同じです。

コーチングのファウンデーションを学んでから、子どもに家事を手伝ってもらう事が多くなりました。勉強よりも生きていくために必要な土台を整えることが重要だと思うようになったからです。

生活の土台を支える家事が重要なのは、例えば子どもが成長し一人で暮らした時にいつでも自分の力が発揮できる環境を自分で整えられることが重要になると考えるようになったからです。

保育園児でも洗濯物を干すことはお願いすれば喜んで手伝ってくれます。例えば、パンツや靴下を洗濯ばさみで干すことはかなり小さな子どもでも出来ます。

お手伝いをお願いした後に見てみると、パンツ1枚に洗濯ばさみを5つも6つもぐるりと一周挟んで干してあって、

『パンツはりつけの刑』

みたいになっていたりしますが、私は決して注意したり、外して干し直したりはしません。

家族はみんなクスっと笑いますが、

「家族のために役になってくれたその子の働き」に、それぞれが「ありがとうね」と感謝を伝えます。

みんなの役に立ちたいという子どもの目的に向かった行動を承認するのです。それがたくさん積み上がり、自立につながるのだと今は考えています。

~おわりに

いかがですか?コーチングを学ぶと新しい視点で考えるツールが加わって、仕事に役立つだけでなく、日々の暮らしの質が上がり子育てにも大いに役立ちます。

コーチングプラットフォームでコーチングを身に着けて、あなたの未来に活かしてみませんか?

ファウンデーションベースドコーチングのプログラムは、とてもお勧めです。

ぜひ学びにいらしてください。

お会いできるのを楽しみにしております。