こんにちは、コーチングプラットフォーム認定コーチの吉田裕子です。

今日は、コーチングを学んで、自身の中にある「当たり前」が何か?を知り、他人の「当たり前」とは違うことに気付いた、そんな経験をお話ししたいと思います。

私がコーチングを学んだFBC(ファウンデーションベースドコーチング)の講座では、多様性を知り、自分以外の人を理解するための試みとして、「コミュニケーションスタイル」について考え、デスカッションする時間が設けてあります。

コミュニケーションスタイルとは?
「自己主張」を縦軸、「感情表出」を横軸としてその高低で分けた4つのタイプ

人の感情や価値観は複雑ですので、完璧にどこかに当てはまるということはありませんが、自身がどのタイプに近いのか、大体の傾向は分かるように思います。

講座では自身のタイプについて考え、同じタイプの人や違うタイプの人とディスカッションを行います。

そこで私が驚いたのは、同じタイプの人とは、同じようなシーンで同じような感情を抱くということでした。

例えば・・
*職場などで長々と話されると「結論は何?」とイライラする。
*手料理をふるまった時、「おいしい!」と喜ばれても「おいしいように作ったんだから当たり前でしょ!」とあまり嬉しくない。
*友達にハイテンションで話されると、「なんでそんなにテンション高いの?」と気分が萎える。
*仕事を任されたら、途中で報告を求められたり、口出しされるのは嫌。  など

話していてお互い「ある!ある!」とうなづき合うことしきりでした。と同時に自身の感情を口にすることで「私ってそうだよね。」と改めて、自身の中にあった「当たり前」に気付き、自己認識が高まったように思えました。

また、違うタイプの人に話を聴くと・・
*なんでも褒められると嬉しい!
*話はもれのないように丁寧に話したい。
*仕事を任されたら、途中で進捗状況や助けが要らないか?などを訊いてほしい。  など

「そういう風に感じる人もいるんだ!」

同じシチュエーションでも全く違う感情になる人がいることを知り、他人の中にある「当たり前」にも気付くことができました。

それ以降は・・
*話が長くても、「じっくり話したいんだな」と思える。
*「おいしい!」と言われたら、褒めてくれていることを素直に受け入れる。
*ハイテンションで話されたら、「楽しい気分なんだな」と理解できる。

自身の中にある「当たり前」に気付き、他人の中にある「当たり前」を知ることで、自己認識が高まり、他人への理解が深まったように感じています。

自分の中の「当たり前」を意識できるとむやみにイライラすることが少なくなる。
他人の中の「当たり前」を感じることで、相手を理解しようとする気持ちが高まる。

他人は自分とは違う・・頭では分かっていることだけれど、具体的にどう違うのか?を言葉にして明らかにすることで、自身の気持ちも他人への想いも変わる!!
コーチングを学ぶことで、私は大きな変化を体感することができました。

あなたも一緒に学んでみませんか?