コーチングプラットフォーム認定コーチの後藤 良子(ごとう りょうこ)です。

コーチングプラットフォームの講座の中でもファウンデーションを学ぶのですが、プラットフォームには2泊3日の合宿と言われるじっくりと自分に向き合うファウンデーションプログラムが有ります。先輩コーチからの情報から”はらはら””ドキドキ”で、初めて参加する時は申込ボタンを押した事を今でも毎年、申込時期になると思い出されます。

2024年2月も熱海で行われ、前日から飛行機や電車を使い熱海へ一人旅です。私は、行くと決めた時からファウンデーションを試させられている気がします。初めて参加した時は、先輩コーチの後ろを付いて歩くだけで、話しかけられても「はい」としか返事もできず、どこで乗り換えをしたかすら覚えていません。見失わない事だけで精一杯でした。それが、今年は一人旅と言えるまでに変化し、間違っても時間はあるし・それも楽しもうと思い行ってみたかったお店に食事に入り、これまでにしたことのない事をたくさん自分にさせてみました。

そして、この合宿の2週間後には並行して学んでいるファウンデーションの学びがあり、2月は盛りだくさんでしたが、この合宿と学びは私にはじっくりと自分に向き合う時間となりました。

コーチングプラットフォームの合宿やファウンデーションの学びで必ず出てくる、小中学生のころの私。

初めて参加したころは、両親への不満や自分に注いで欲しかった愛情などが湧き出てました。何度も合宿やファウンデーションの学びの場でたびたび話してたら、今回の合宿では反応が変わってました。これも、両親への想いから出たことではあるのですが、今回は自分にフォーカスしてました。自分が周囲の人から拒否されるのではないかと不安になり自分の想いと異なっていた時にも自分を抑えてしまうこと、目の前の人の顔をみて話せない事などが出てきました。ワークや休憩時間、全ての時間でコーチ仲間が関わって話しを聴いてくれる・ハグしてくれ自分がたくさんの人に受け止められてることを感じ自分の気持ちを大切に扱うと感じた時間でした。

ファウンデーションの学びの帰りに、空港のスタバでちょっと休憩タイムと思っていくと入口付近に、ファウンデーションの講座の参加者の一人がきれいなスタバのボトルをもっていて、可愛いなって思ってみてた自分を思い出しました。自分が使うなら別のサイズだと手に取りましたが、量販店で買えばもっと安くあるなとも悩みながらレジに並んでいると、幼い私の声が聞こえたんです「我慢しなさいよ」「我慢が足りないから嫌われるの。」って。声には出さなかったですが今の私から「大丈夫よ。あなたもこの可愛い花柄のボトル欲しいよね。私が、買ってあげる。我慢しなくても良いよ」って、レジが終わり紙袋に入れられ大切に持ち帰り、自宅で包みを開けるときの嬉しさは各別でした。

これが自分の気持ちを大切にすることなのかと、実感した体験でした。

コーチングプラットフォームでは、安心安全な場所でファウンデーションの学びから目の前の相手や事柄も大切にしながら自分の事も大切にできることを体験させてくれると思います。