ゴールデンウィーク
皆様いかがお過ごしでしょう。
認定コーチの丸山美香子です。
私の住む信州では善光寺御開帳、諏訪大社の御柱、穂高神社の遷宮と、パワースポットでの行事が続きます。それも7年に一度。
ぜひ、一度いらしてください。
さて、今回お話しするのは
「いい時間だったという対話をするためにはおけいこが必要」
ということです。
私がコーチングを学ぶ前と学び始めた当初、私の対話やコミュニケーションの手法は、雰囲気創りはするけれど、自分の土俵に上がってもらって、「質問攻め」戦法を繰り広げるというものでした。
おそらく、それは怖いもので、息つく暇なく、
「こういうことじゃないの?」
「これはどうなっているの?」と攻め続ける手法。
実際、家族からも
「責められているように感じる」
「相談したいのにこっちが悪いことをしているような気持になる」「続きを話したくなくなるよ」
と、返されました。
それに対して私は
「なんでよ?」
正直そう思っていました。
大切な友人と友人のとても大切な話をしているにもかかわらず、
「ただ話したかっただけなのに」
と泣かれてしまうこともありました。
その時も
「なんでよ。ただ聞いている(質問している)だけなのに。」と、お相手の都合は全くお構いなし的な、自分が知りたいことを聴く、結果に早く導きたいという対話をしていることには全く気が付きませんでした。
ただ何となく、このままではいけない。本当に大切なことを話してもらうことができていない・・と自分の中で感じ始めていました。
学び始めてしばらくすると
「もう少し続けて話を聞いてもらいたい」
「話して元気になった」
「話せてよかった」というお声をいただくようになりました・
「もう少し話したいので、時間をください」とも言われるようになりました。
不思議ですよね。
理由は様々ありますが、今日ここでお話しすることの一つがこれ・・。
実は
この悪循環から抜け出せるようになったのは
自分が聞いてもらう側になって、どんな風に聞いてもらえたら、気持ちよく話せるのかを何度も何度も体験したことが
とても大きかったと思います。
加えて、必ず、聴く側にもなり、今の自分がどういう聴き手なのか、合わせ鏡になってくれるおけいこの相手がいたことも
とても重要なことでした。
そのおけいこの場所には
経験豊富なコーチ 新人コーチ ・・様々な立場で今、真にやりたいことを応援しているコーチたちが、たくさんいらっしゃって、何度でも何度でもおけいこしてくれます。
何度でも何度でもです。
先日、コーチングを学び始めた仲間が、
「前と違って今は、セッションの時間は、ヒーローインタビューだと思っている。スポットライトを浴びているスターだと思って話を聴いている。」ととてもうれしそうにおっしゃいました。
素晴らしいなと思いました。
率直に「素晴らしいですね。そういう考え方。実践していることも素晴らしいですね。」
とお伝えすると
「ありがとうございます。そうなんです。今そんな風に心がけていて、聴くことがとても楽しくてしかたないんです。」
そこから、職場でのご自身の在り方や上司としての思いを聴くことができました。
昔の私だったら、こんな右肩上がりの会話にはならなかっただろうなと思って、心の中で苦笑しました。
コーチングを学ぶとは、スキルとしてのコーチングの手法を学ぶだけではなく、対話の在り方や自分のコミュニケーションのスタイルを知ることにもつながるんだなと気づきます。
ぜひこのおけいこ・・コーチングプラットフォームで是非ご一緒に体験してみてください。