ともだち

こんにちは。
FBC13期生の山本みおです。

みなさんは“自己信頼”というと、どんなことを思い浮かべますか?

言葉のままであれば「自分を信頼すること」になりますが、他にも「自己一致」「自己肯定感」「自己効力感」などの言葉も繋がっています。
ここでは私なりの“自己信頼”について書いてみたいと思います。

残念な私

さて、日々暮らしていて
「あー、またやっちゃった・・・」
「私、この類のこと毎回忘れちゃう」
と、自分を残念に思ったことはありませんか?

私は、物事を継続する、やり切ることが本当に苦手で、途中で飽きてしまったり、他のことに気を取られてうやむやになったり、うまくできなくて諦めてしまったりの連続でした。

こんなとき「またできなかった」といつも自分を残念に思っていました。そしてだんだんと”私は続けることが苦手で、できない人”と認識するようになりました。つまり自分は”物事を継続するという点において信頼できない人間”だったんです。

形は違いますが、「私は飽きっぽいから」などと自分の可能性を閉じてしまっているのも、”自分を卑下・否定してしまっている”
“あきらめてしまっている”という意味で同様の状態といえます。

得るもの、失うもの

これって、地味に自分を傷つけるんですよね。また大事な約束を忘れた、また遅刻した、また続かなかった・・・「やっぱり自分には向いてない/できない/難しい」と。

そしてこうした小さな“ダメ”が積もって、何かにチャレンジしようとするとき「自分にできるだろうか」→またできないかもと、自分に対する信頼が揺らいでいきます。

このような過去の失敗や苦い経験は、できなかったときの“言い訳”=仕方ないという“保険”にもなります。だから、あると逃げ道になって楽なんです。そのかわり、“できる”と信じた自分を裏切り、傷つける。

私は、続けられない自分を変えたい、と思っていました。でもきっかけを掴めなかったし、自分が本当にできるか疑心暗鬼だったのです。

”約束”を積み重ねる

そこで、コーチと相談して”小さなチャレンジ”を始めました。資格試験に向けて、1日15分でいいから勉強の時間を取る。飽きっぽい私でも走り切れるように、期間は2か月弱。出来た日は”〇”をつけて、できた自分を労わる。

「今日はちょっと休もうかな」と思う日も、あと1か月ちょっとだからと思うと踏ん張れました。コーチに「できなかった」と言うのは情けないな、と自分を奮い立たせた時もありました。(見栄っ張りですね(笑))

結果、初めて何とか走り切ることができました。
この時の達成感、そして「自分、やるじゃん!」という喜びは何とも表現しがたい喜びでした。もう「私は続かない人間だから」と心にチクッと感じながら、言い訳に逃げることもありません。まさに”自己信頼”が高まった瞬間でした。

自分と親友になろう

自分にとって一番身近で一番大切な存在である“自分”。もっともっと、心から信頼できる存在だとしたら、どんなことが起こりそうですか?周りへのかかわりはどんな変化がありそうでしょうか?

自分を信頼できる方法は、人を信頼する方法と一緒です。
・小さな約束でも守る。
・してくれたことに「ありがとう」を伝える。
・嘘をつかない。ごまかさない。言い訳をしない。

どうでしょう・・・?
周囲にはいつもやっていること、だったりしませんか?
自分を信頼することは、自分を親友のように大事にすること。
家族のようにいたわり愛すること。

今年も残るところあと少し。ここまでの日々を振り返り、少しでも前に進んだところを褒めて、自分への信頼を高めてみませんか。年末にはきっと、自分と更に大親友になっているはずです!