皆さまこんにちは!

コーチングプラットフォーム認定コーチ年名佐葉子です。

 4月から、新しい生活が始まった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

入学、就職、部署の異動、転居など、これはひとつの”人生の転機”なのではないかと私は思っています。本人が気がついていないかもしれませんが、精神的な負担がかかっている場合があるかもしれませんね。

  人間って、社会的な生き物だと言われるゆえんで、今まで通りの生活をされていても、周囲の人から影響を受けて暮らしているのが私たち。

ご家族、ご友人が、新たな生活を始められると、ご本人と同様に、同じような状況になっているかも。

 どうぞ、いつもより以上にご自愛いただきたいです。

 さて、本題。

 人間が、集まるとコミュニティー(共同社会)が出来ますよね。今回は、それについての私の理解についてのお話です。

私は、かねてから、コミュニティーをふたつに分類していました。

 ①先天的コミュニティー:地域社会、親戚に代表されるようなもの

 ②後天的コミュニティー:学びの場、趣味サークル、職場に代表されるようなもの

①については、自分の意志では選ぶことのできないもの。逃れようのないもの。

②については、価値観やバックグラウンドが近しく、自分で選べるもの。

そのように位置づけていたのです。

 私のパターンとして、②があまりにも心地良いので、①について向き合うことを後回しにしがちでした。

人がたくさん集まる東京都内に住んでいた時は、このパターンでも、人との繋がりを感じられ、不自由を感じていませんでした。

 しかし、自然豊かな今の土地に移住してみると、②のコミュニティーと触れ合う機会が少なくなってしまいました。コロナ禍以前では、リアルに合うことが前提。移動の時間とお金に物理的な限界が出来てしまったのです。

 そこで、私は、人との繋がりを求めて、①のコミュニティーと向き合うことにしました。

バックグラウンドが異なる人が集まる、”先天的コミュニティー”。移住というスタートラインは、確かに私の選択ですが、地域社会では、もう、逃れようがありません。

 「波風立てず、嫌われないようにしなくちゃ。私の居場所がなくなってしまう。」

と、 脅迫観念にも似た気持ちで、自分を押し殺している時も多くありました。

 言いたいことを言うのをこらえて、家で愚痴ったり。

 いつもイライラしながら、地域活動に参加して、家の者に「辞めたら?」と、言われたり。

 ぐったり疲れて、一定期間誰にも会いたくなくなって、引きこもっていたり。

 「自由に自分らしさを表現できた”後天的コミュニティー”が懐かしい。」

と、日々、不平不満を持っていました。

  そんな悶々とした日々を過ごしながら、私はFBCに通い出しました。 異なる価値観、バックグラウンドの人たちの中で、人との関わりをどのようにすればよいのかを知りたかったのも、ひとつの理由でした。

 そこで、ファウンデーション(自己基盤)を強固なものにするひとつの要素として、

コミュニティーを選ぶ」ことを学びました。

 「えっ?地域社会や親戚なども選ぶことが出来るの?どういうこと?

と、私のアタマの中が、混乱しました。

「逃れようがない」と、思い込んでいたのですから。

 講座が進んでいくうちに、「コミュニティーを選ぶ」という言葉には、さまざまな解釈が含まれているのではないかと、気がつき始めました。
 「関わる」、「関わらない」という0か100かの選択に加えて、「自分自身の関わる心掛けを決めていく」ことも、含まれるのではないかと、思ったのです。

 私の理解はこんな感じです。

コミュニティーを選ぶ=
関わる・関わらないを決める+自分の心掛けを選ぶ

 私にとって、この理解は、自分らしく、ゴキゲンでいられるようにする知恵を持つことにも通じていくものと、希望の光が差し込んできました。

 「逃れようのないコミュニティーに対して、

  私がゴキゲンで居続けるためには、どうすればいいのかな?」

 「私がゴキゲンで、周りの人も元気になるのには、どういう心掛けを選ぼうか」

そんな問いかけが次々と湧いてきました。

私にとっては、クリエイティブに、対人関係を持てるKikkake(キッカケ)となった学びです。

 それ以降、FBCでの学びを実践する日々の中で、地域社会にもすっかり溶け込み、信頼し合える人間関係も構築できました。

おかげさまで、心理的安全を感じる毎日を送っております。 

 FBCでは、学びを通して、いま、リアルタイムでお一人おひとりに起こっている課題について、気がつくことがあります。

 安心、安全のコミュニティーのなかで、ご自身の課題に対して向き合って、より良い人生を切り拓くKikkake(キッカケ)を受け取るチャンスがたくさんありますよ。

 一緒に学びませんか?