こんにちは
コーチングプラットフォーム認定コーチの 横山 麻己子(よこやま まきこ)です

《家族と向き合う》

自己基盤(ファウンデーション)を学ぶ中で 始めて《家族と向き合う》というテーマで自己基盤合宿に参加したときは、大したことはないよなぁ・・と結構気楽な気持ちでいました。

私は 両親のことは大好きだし やりたいことはやらせてもらい 大切に育てられて来ている特に問題なし!って思っていました。でも、何度か合宿に参加していくうちに、私のなかでモヤモヤする感情が、湧いてきました。

それは 母に対してのモヤモヤでした。今回はそのことについて、書いていこうと思います。

私は三人の子どもを出産しました。実は一人目は、できちゃった婚でした。そのときは もう20代後半のいい大人なので、私自身は特に問題はないと思っていましたが、やはり母にとっては、世間体なのでしょうか順序が逆なのは 嫌だったのでしょうね。

それでも母は色々助けてもらいました。

生まれた長女は 仮死状態で生まれたため、最重度の脳性麻痺になってしまいました。常に介護が必要な状態、そんな中で 私は一人も二人も一緒、だったらこの子のためにも、そして私たちのためにも、すぐに二人目をと思いました。

年子で二人目を妊娠したとき、お互いの両親からは、案の定出産には反対されましたが、母は出産中も出産後もサポートをしてくれました。長女は 2歳で他界しましたが、本当に普通の子と変わらず、娘のことを愛してくれました。

そして 、三人目の次女を授かったとき、母が 「おめでとう」って言ったんです。その時は特に気にもしていませんでした。

あるファウンデーションワークショップでこのことを話していた時に、一人目の時も二人目の時も、母から「おめでとう!」って言われていないことに気づいたんです。

私のなかで おめでとう!って言ってもらえなかったことが、ずっと心の奥にあって、そのことが母に対してイライラしたり、きつく当たってしまっている原因の1つなんだと気づきました。

私は母に 「おめでとう!」って言ってもらいたかったんだ

この話をしているときに、ある先輩コーチから、

お母さんに「おめでとう!って言って」ってリクエストしてみたら?と言われました。

まあ、もう終ったことだし 気にしなくても 別にいいかなぁ・・と思っていて、まだ、母に言ってはいません。言うことをためらっているのも確かです。言ってもらったら、母に対する気持ちが 何か変わるのかどうかも分かりません。

ただ、私は母から「おめでとう!」って言ってもらいたかった。

そして母に、どんな私も認めてもらいたい!そんな気持ちがあることに気づくことができました。(言うことをためらっていることについては、まだまだ探求する余地がありそうですね)

《家族と向き合うこと》

私は怖いし 不安だし 逃げたくもなります。でも自分が忘れていたこと、自分のなかで大切にしたいことを思い出すための、大事な時間です。

ファウンデーション(自己基盤)を学ぶことは、自分自身と向き合う時間です。テキストは自分自身、そして一緒に学んでいる仲間たちのシェアやフィードバックが学びを、そして自己理解をさらに深めていきます。私もコーチングプラットフォームでの学び、ファウンデーションを学び続けることで、自己理解が深まり、次に進む一歩を踏み出せています。