こんにちは。コーチングプラットフォーム認定コーチの三谷千花です。
これまで、自己基盤のワークで、何度か「ニーズ」について考えてきました。

多くのリストの中から、自分のニーズと思われるものを抽出し、ほかの参加者の方の力を借りて、ニーズについて言語化しながら、お互いに見ていくようなワークをします。

それまで、ニーズは持つと厄介なものだと思っていました。ニーズがあると、ほしいのに手に入らなかったら苦しむことになる、なければほしくなることもないから、持たないようにしよう。

この日、自分のニーズをリストから抽出していくと、「こうありたい」と考えていることが浮き彫りになってきました。抽出した4つは、それ以外の100以上の言葉と比べ、群を抜いて気になる言葉でしたが、1つ1つについて「ほんとにほしいの?」とさらに問うと「う~ん、そうでもないかも。」それらは、本当にほしいものではなく、「それがニーズである人に見られたい」というもののようでした。そして、とうとうありました。「はい、ほんとにほしいです。」

これが私のニーズか・・・。意外に、手に入らなかったら苦しいから手放したい、とは思いませんでした。気恥ずかしいとは思いましたが、それを自分のニーズと認識したら、大切にしたくなりました。それだけで、そのニーズが今までよりも満たされる気がしました。

コーチング・プラットフォームでは、ニーズ、未完了、価値、等々、ファウンデーションのテーマを一つひとつ、時間をかけて、繰り返し、丁寧に見ていきます。みなさんも、ご一緒してみませんか。