小さい子の場合

「眠たくて、ぐずっている子」。小さいお子さんに接したことがある方なら、一度や二度、そういった場面に出くわしたこと、ありません?

眠たいなら寝ればいいのに、ひたすら、ぐずります。これ、周りから見たら、「あ~眠たいんだよね」と一目瞭然なんですよね。大人だったら「眠たくなったから、もう寝るわ」って言えるんだけど。

「眠たいことを受け入れて、寝なさい!」イヤイヤ、小さい子にそんな説教をするつもりは、もちろんありません(笑)。言いたいのは、自分が望んでいることに気付こうねという話。

かくいう私も、この小さい子と同じように「眠たくなんかない!」と言ってたんです。

気持ちにフタをすると?

自己基盤を学ぶ前は「智子さん、すごいね!」「智子さんって面白い!」そう言われたい気持ちがあるのに、そんなことを思ってる自分なんて、カッコ悪い。というか人間として、どうなの??くらいに思ってました。気持ちと行動は一致せず、ギクシャクしてました。

「すごいね!」と言われても「そんなことない。〇〇さんに比べたら、私なんて全然・・・」と受け取らなかったり、目の前で人が笑ってくれても「本当に心から喜んでる・・?」と疑心暗鬼になったり。

全ての根っこは、「「すごいね!」って言われたいんだな~」という気持ちにフタをしていたこと。

本当は「すごいね!」と言われたいのに、表面上は「そんなこと思ってません!」とフタをする。二つの力は、ほぼ同一なので、いつまでたっても決着がつきません。ずーっと、そのことにエネルギーを使っていて、どこに進みたいのか迷子になってました。

ただ気付いておく

変化があったのは、「すごいって言われたいんだな~私」「面白いって思われたいんだな~私」と、ただ気付いておく練習を始めたから。しょっちゅう、そんなことを思っていて、アプリの日記に記録するようにしてみました。

そしたら。

以前は、「すごいって言われたいんだな~私」と気付いて、何とも言えない焦燥感がありました。また、こんなことを思っちゃってるよ、私。と自分を責めたくなったり。

ところが、数を重ねていくと、「すごいって言われたい」気持ちと距離感が出てきたんです。気付いても、胸がザワザワしない。

胸がザワザワしなくなると、少しずつ自分の行動を選べるようになってきました。例えば「すごいって言われたいんだから、そう言ってもらえる場所に行けばいいじゃない」って。

「ただ気付いておく」「言葉にして頭の中から外に出す」。たったこれだけのことなのに、私の気持ちは大きく変わりました。合言葉は「だって、そう思ってるんだもんなぁ」。

それが、まぎれもない私。ユニークな私。「だって、そう思ってるんだもんなぁ」ということに気付けば気付くほど、自分の個性や強みに気が付くことになる。

さて、今日の私は、どんな「だって、そう思ってるんだもんなぁ」に気付くのでしょうか。そして、あなたは・・?