こんにちは。コーチングプラットフォーム認定コーチ木ノ下めぐみです。今回は、自分の片隅にひっそりとあった誰にということもない、「うしろめたいような感覚」が「ワタシできるやん!」という清々しい自己信頼に変わったという体験について書こうと思います。

公民館掃除というお当番

私の住んでいる地域では、2か月毎の第一日曜日に、公民館掃除の当番があります。お掃除当番は、一人でするのではなく、地区を2つに分けて奇数月と偶数月で交代交代に地域のみなさんと一緒に、回ってくるものです。

2か月毎。私の地区は奇数月。「次は〇日に掃除ですよ」というお知らせがあるわけではなく、昔から行われていることで、みなさん当たり前のように参加されているようです。

けど、私。実は結構忘れてしまうことがあって。。。

「わ!また公民館掃除に行かなかった~」と、ほぼほぼ当番が終わった後で思い出すこと多々。参加しなかったからと言って、罰則はないので、誰かに注意されたりすることも全くないのですが。なんとなく、なんとな~く罪悪感のような重苦しさを感じていました。

それは、とある日曜日の朝のこと

とある日曜日、朝7時出発でサッカーに行く長男のお弁当を作り終えたAM6時50分。

「あっ!今日7時から公民館掃除!」

気づいたのは、10分前のギリギリ。

起きたままで、お弁当を作っていたので、頭はボサボサ、出かける準備はもちろんしてない。こんなギリギリの時間に気づいたし、今日は行かなくても仕方ないよね~。

どうせ、今までもしばらく行ってなかったし。たぶん今日も行かなくても支障はないし。人はたくさんいるから、私が行ってないこと気づかれないし。昨夜は次男が喘息発作で私もあんまり寝てないし。認知症の母が今朝は早くからウロウロして落ち着かないし。などなど。行けなくても仕方ないよね~。

誰に言うわけでもないのに、行かないことを正当化できる理由が次々頭に浮かんで、「行かなくて当然だよね。」そんな風に結論づけようとしていた瞬間。

なんか、私、自分に言い訳ばっかり。

どんどん湧いてくる自分の内側の声に「はっ!」とした瞬間でした。言い訳ばっかりしてる、そんな自分はすごく嫌。ワタシ、自分で自分にこれ以上幻滅したくない!

よし!行こう!マスクと帽子があればお化粧いらないし!

そこからは、自分でもありえないくらいの超特急。先ほどまでと全然違う人みたい!

「ワタシできるやん!」という内側から湧くエネルギー

公民館掃除から帰宅する自転車の道のりは、とっても清々しく、なんとも言えない晴れやかな気持ちだったことを覚えています。

なんだか自分の内側からエネルギーが湧いてくるような、そんな感覚を感じていました。

自分の内側の声に耳を傾けて、自分がありたい自分であるための選択を自分で選んで積み重ねていく。そうすることで、自分の片隅にひっそりとあった誰にということもない言い訳三昧と、うしろめたいような感覚が「ワタシできるやん!」という力強い自己信頼に変わるのだということを改めて体感した体験となりました。