自己基盤を整え続けて、あれこれ1年半が経ちました。取り組んできたことを振り返ってみて、心に余裕のある時間を過ごすことが増えてきたと感じています。しかし、自己基盤に出会うまでは、好きなことを励むことでさえも心の余裕に目を向けることはありませんでした。

僕は旅行が大好きで、今でも500km以上離れた場所へ車を使って移動することをしていますが、どちらかというと、スケジュールをパンパンに詰め込んで、色々な場所に行って見て体験して写真を撮って、日が変わる時間ギリギリに帰宅して、その後は仕事へ行くということをしていました。見るからに聞くからに、充実した感じですよね。平日は仕事をして、週末は思いっきり楽しむ感じに見えそうです。しかし、当の本人である自分は、虚しい気持ちがありました。

「あの場所へ行って、どんな気持ちになりたいのだろうか?」
「この場所へ行って、どんな気持ちを味わえただろうか?」
今では、上述のような問いかけで、物事を取り組む前に自分の気持ちを確かめたり、得られた気持ちを振り返って、行動と気持ちをサンドウィッチのようにして、味わった時間を見つめています。しかし、自己基盤に出会う前は、そんなことはしてきませんでした。好きなことも趣味も「タスク化」してきたので、ひたすらただ旅行をこなすことになっていました。

つい先日、鉱物採集へ行ってきました。「鉱物、大好物!」と言えるくらい好きな趣味です。

「今日は良いものを見つけられたらいいな。見つけたら嬉しい気持ちになるよね!」そう思いながら臨んだ自分。ただ悲しいかな、この日は良いものを見つけられませんでした。見つけられないと、悔しい気持ちと見つかるまでは帰らんという気持ちが湧いてきます。ただ、山で見てきた景色も見て、味わった時間を振り返って、「今日は良いものを見つけられなかったけどなんか味わえたものはあるなぁ。はて、これからどうしたいかな?今ここで探しに行くのも良い、帰宅して他にやりたいことをやってもいい、他の案もいい。さぁ、どうしたいか。」と内側のコミュニケーションをして、「今日は十分に楽しめた。次も来れるし、帰宅しよう」と思いました。

スケジュールをパンパンに詰め込むことはやめて、一旦立ち止まって振り返る時間を設けて、あらためて選択肢を考えて、心地良い時間の過ごし方を考えられるようになったと思います。自分の感情に寄り添うことで、今ここ自分を味わえられると思いますね。

今ここ自分を味わうことで、「こうすべき」「こうしなければ」から離れることもできるようになってきました。そして、選択肢は自分で作り出せるものと考えられて、選んだことへの納得感も得られて、日常生活はより気持ちよく過ごせています。

それも、つぶさに自分を見ていく成果の表れだと感じています。鉱物採集もつぶさに見ていく行動です。美しい結晶をした鉱物は、漫然とした姿勢では見つけることは難しいです。じっくり時間をかけて「ここから地質が変わり、脈が続き、ここに晶洞がある」と丁寧に見ていきます。自分の気持ちもじっくり見ていく。それが大切だと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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