こんにちは、コーチングプラットフォーム認定コーチの遠藤一樹です。

パーソナル・ファウンデーション(自己基盤)を学び始めて4年と4ヶ月が経ちました。

今回はファウンデーションを取り組んでいったことで、自分にある変化が訪れたことをご紹介します。

ある日の妻との会話です。

—–
(駅の近くでバスから降りるとき。)
私:「(バスの運転手に向かって)ありがとうございます。」
妻:「バスから降りるとき「ありがとう」と言う一樹はステキね。」
私:「え?ありがとうって言ってた?」
妻:「言ってたよ〜。」
—–

どうやら、そのときは無意識に「ありがとう」を伝えていたようです。

いつの日からか、バスから降りるときに「ありがとう」を伝える自分になっていました。

おそらく、記憶を辿ってみると、去年引っ越しをして、バスで大宮駅へ行くようになった春ぐらいからではないかと思いました。無意識にやっていたことをフィードバックされると自分をより知ることができますね。妻から「ありがとうと言う一樹はステキね」と伝えられてからは、タクシー、コンビニ、レストランでも「ありがとう」を伝えるようになりました。

そして、タクシーに乗るときは…

—–
運転手:「どちらまで行かれますか?」
私:「〇〇までお願いします。」
運転手:「分かりました。」
私:「よろしくお願いします!」
—–

タクシーに行き先を伝えて「よろしくお願いします!」を伝える自分になっていました。

伝えられるようになってきた背景には、振り返ってみると、人と話をするときに、段々と目線が水平になってきたからかもしれません。水平になると自然と「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えられるようになってくる気がします。

私は上下関係をかなり意識していた自分がいました。上下関係を気にするがあまり、無意識に自分と相手の立ち位置をドラッグ&ドロップで決めていました。持っている知識が高そう、なんとなくこの人が責任をもってくれそう、なんとなく言うことを聞かないといけないかなと思って、自分を下に置くことをよくやっていました。

そういえば、妻にあることを言葉にしていたことがありました。それはコーチングを学ぶ前の5年前の話です。

—–
「僕はありがとうを言うと、自分が負けたような気がする。」
—–

負けたような気がする。負けたと思うくらい、僕は感謝の気持ちを伝える行為はへりくだるものと勘違いする人でした。

自然と「ありがとう」と伝えられるようになったプロセスには、地道に気がかりを取り組んで、自分のニーズを知って、自分のニーズを満たし、自分の基準を再構築していく取り組みを日常生活のレベルに落とし込んで、周りのコーチ陣から今の自分のフィードバックをもらって、今の自分はどのような人なのかを感情で理解してきたことがあります。

人を水平に接することで、得られた新たな小さな約束、「自分の基準」です。

以上、私のファウンデーションを取り組んでいったことで、自分にある変化が訪れた話でした。

是非、一緒にパーソナル・ファウンデーション(自己基盤)を学んでみませんか?身近な生活に自分自身の解像度を上げるヒントがあると思います。