こんにちは。
コーチングプラットフォーム認定コーチの富永真衣です。

ファウンデーションを学んでをテーマに書かせていただきました。

私は現在、4歳、1歳の子供を育てるママです。
コーチングプラットフォームでの学びをスタートさせたのは
第2子を出産した翌月からでした。
元々コーチングには関心があったのですが、
出産後から、育児に仕事にいろんなことに、自己基盤のグラグラを感じることが多くなっていた私は「これだー!」と思い飛び込みました。

自分の気持ちを吐露したり、思考を巡らせたりする学びの時間が、
育児や仕事やさまざまなことに追われている私にとっては、
「私」を取り戻すような感覚で、とても大切な時間となっていました。

”ありのままの自分を受け入れてもいいかな”

そのような時間の中で、一番印象に残っていることで、
かつ、私が”ありのままの自分を受け入れてもいいかな”とやっと素直に思えたきっかけがあります。
それまでは正直なところ「今の自分を好きになれないのに、ありのまま受け入れるなんて無理だなぁ」と
今の自分を受け入れることが怖いというか、受け入れることは私には許されない、そんな感覚がずっとそばにありました。

転機となったのは、「子供に怒ってしまって、自己嫌悪に陥る」といったテーマで話をしていた時のことです。
ある日長女を連れて公園で遊んでいた時に、子供がブランコの前を横切ってしまい、あわやぶつかる寸前
といった出来事がありました。

この時、私はその場で子供に叱り、「もう帰るよ!」と半ば無理やりに帰りました。
その道中も「なんであんな危ないことしたの」と叱り続ける私。
家に帰り、「あぁ、なんでこんなに怒ってしまったんだろう。本当にダメな母親」と
怒りがおさまってくると、自己嫌悪に陥っていました。
「どうやったら怒らずにいられるんだろう」とそう思い悩んでいました。

”感情に「いい・悪い」はない”

この話にコーチからのフィードバックは、
『感情に「いい・悪い」はなくて、自分の解釈をつけているに過ぎない。
感情は沸き起こってくるものでコントロールすることはできない。
だから怒りをコントロールなんてできないし、その怒りの感情をまずは否定せずに受け止めてみませんか?』
と言葉をかけてもらいました。

このフィードバックを受けて、
ずっと「怒り」は悪いものだと思っていましたし、
いいママ・いい妻になりたいなら、「怒り」を我慢しなければいけない。でもできなくて、こんなに感情をコントロールできない私は0点だと、だからそんな自分を受け入れてはいけないという感覚があったのだと気付かされました。

これまでは「怒り」はダメなもので、我慢しないといけないと思っていましたが、その解釈によって、私は自分の気持ちを否定して、自分を傷つけてきたのだなぁとも。
今回、子供に公園で怒ってしまったときの「怒り」を振り返れば、
子供が傷つかないか心配や恐れもありましたし、
そもそも、第2子の夜泣きで寝不足でしんどい
など私の心や身体の状態がみえてきました。

今なら、あの時の自分にこう言ってあげたいです。
「子供のことを大切に想うから怪我をするんじゃないかって心配だったし、一瞬ヒヤっとしたよね。
第2子の夜泣きでしんどいけど、長女を公園に連れて行ってあげたくて、よく頑張ったね。毎日おつかれさま」

長年の思考の癖なので、まだまだ「否定してやろう」とつい自分を追い込もうとすることもありますが、
どんな感情もまずは受け止めること
ちょっと「しんどいよ」「悲しいよ」など心身のサインが見えたなら
ちゃんと「私」を労ってあげるようにしています。
今は、ありのままの自分のことを受け入れ大切にしていきたいと素直に思えている自分がいます。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
「ファウンデーション学んでみようかな」と興味をもつきっかけになっていたら幸いです。