こんにちは、コーチングプラットフォーム認定コーチの古賀詩乃です。

~自分に気づくということ

ファウンデーションベースドコーチングの講座の中では自己理解を深めるワークがたびたび出てきます。

私は長らく20年余りの会社員生活を送っていく中で、人の存在承認よりも行動と結果に注目して成果を上げることに強く価値を置くように考え方が偏っていたことに気づきました。

そして、3人の子ども達を育てながら、この偏った考え方を子育てに当てはめてしまうとどうやら悲惨な状況になることを痛感しました。

どういう事かと言うと・・・

子育てをしていれば、子どもの世話することが増え、いつもの自分だけのスピードでは進めなくなります。それでも時には強引に前に進もうとする訳です。

そして、子どもに対しても行動して結果を出すことを求めるので「これはやったの?」「あれはやったの?」「早くしなさい」と指示と確認を繰り返し、「言ったよね?」「わかってるよね?」とこちらの思い通りに動かない子どもに対してイライラと苛立ちながら支配的に関わっていくようになるのです。

しかし子どもはまだ初心者なので、うまくできないことがたくさんあって、一つ一つとてもゆっくりな子ども時間で進んでいきます。

子どもにとって、行動することと結果を出すことは最重要事項ではないんですね。

「怖いからママのそばに居たい」だったり、「今とても楽しくて嬉しい」だったり、何の用事もないけれど寂しくなって「ただ、お話ししたい」だったり、どちらかというと存在を承認することに重点が置かれます。

~私が忘れかけていたこと

ファウンデーションベースドコーチングを学んでいくと、自らの感情に重点を置いて物事をとらえていくことがとても新鮮に映るようになり、忘れかけていた自らの存在の承認が次第に呼び起こされていきました。それは私たち大人がいつの間にか仕事をする上では無駄だと思って考えないように蓋をしてしまった感情や、無理をしてでも周囲に合わせ自分らしさを消すことなどでした。

コーチングを受けながら、わたしという人間を客観的に眺めてみて自分らしさを発見して理解を深めることで自らを大切に扱えるようになりました。自分を大切に扱い、そして相手も同じように大切に扱うこと、それは人の存在を承認していくことにつながります。時間に追われ機械的に作業をこなす毎日が、次第に、人間らしく、血の通う温かさを取り戻し、モノクロだった世界が色鮮やかによみがえるような変化を感じました。

子育てにおいて、かつて行動結果を求め口うるさく怒り散らしていた私がコーチングを新しく学んだことで、人の存在の承認に価値を置くことに軸足を変えて実践していくと、子ども達は友好的に変わり、それぞれの毎日の生活を意欲的に送るようにと自然に行動力が上がっていきました。

お互いを一つの命として大切に関わることを日常的にしていくと、笑うことが多く、毎日の生活がとても豊かで楽しく感じます。子育てをしているこのタイミングで学ぶことが出来て本当に良かったです。

いかがですか?みなさまも是非コーチングプラットフォームに学びにいらしてください。

お待ちしています。