こんにちは。コーチングプラットフォーム認定コーチの木村和宏です。
今回は、自分との小さな約束を守ることで、日々の生活に心のゆとりができたお話をしたいと思います。
コーチングプラットフォームのファウンデーション・ベースド・コーチング(以下FBC)のプログラムの1つに「自己信頼を取り戻す」があり、その中では、自分との小さな約束を守る、ということに取り組んでいきます。今回のお話はそこに関連するお話です。
僕の毎朝の日課に、愛犬との散歩があります。自宅近所の小さな公園を通って、町内を大体20分ほどブラブラ散歩しています。
散歩していると、公園や道路に時々、放置された犬の排泄物を見かけることがあります。
当初は、マナーの悪い人がいるなぁ、これが積み重なって公園での犬散歩禁止になったら困るなぁ、と嫌な気になっていたのですが、ある時、こんな風に思いました。
「だから犬連れはダメなんだと、思われるのも嫌だし、公園に犬連れ禁止にされても困るし、道歩いていて誰から踏んでも可哀想だし、見つけたら拾うしかないかなぁ。」
そう思って、次の日からウ○チ袋を少し多めに持って出るようにし、見つけた時に拾うようにしました。
そんなことを続けていたある日、FBCで学んだ、「自分との小さな約束」をふと思い出しました。
「そうか、これを自分との小さな約束にしよう。」
そう思って散歩に出るようにしました。
そして、また別なある日のこと、公園で大きな排泄物(おそらく大型犬のもの)を見た時に、今までと違う感覚であることに気づきました。
以前は、先ほども触れた通り、放置された排泄物を「マナーが悪い人がいるなー」と嫌な気分で見ていたのですが、その時は、それを見ると、
「あ、自分との約束を果たす時が来た」
とばかりに、なんとなくチャンスに思えて来たのです。
「嫌だなー」が「チャンスだ」に変わったのですね。
そう思うと、公園や道端の排泄物を拾った時に清々しい気持ちになり、心にゆとりのようなものが生まれたのを感じました。
もしこれが「自分との小さな約束」ということで行っていなかったら、このような気持ちにならなかったかもしれません。
町内美化には貢献できたと思う気持ちは芽生えたかもしれませんが、清々しさや心のゆとりまで感じるようになったかどうか・・・
そして、この約束は、今も続いています。
FBCで学んだファウンデーションプログラムを日々の生活の中で実践することが、ちょっとした人生の豊かさにつながるんだなぁと改めて感じました。